入院中のルーサー・ヴァンドロス、歌を口ずさむ

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4月に脳卒中で倒れたルーサー・ヴァンドロスだが、現在は一命をとりとめ、順調に快復の道をたどっている。彼の仲間で37年来の友人、フォンジー・ソーントンから最新の情報が寄せられた。

ソーントンは、ヴァンドロスは意識が回復し、歌を口ずさんでいると言う。

「順調に快復している。長くゆっくりした過程だが、いろいろな治療を受けている。何よりもまず、完全に意識がもどった。みんなを認識している。歌も口ずさんでいる。まだステージには立てないが、歌ってるし、声の調子もいい。彼はとても面白く、ユーモアのセンスは以前に劣らず抜群だよ」

ソーントンは、歩行の際はまだ補助が必要だと話している。

「身体的には、歩くときに補助が必要なんだ。セラピストやスタッフに手伝ってもらっている。彼は日増しに強くなってるよ。実際、奇跡的な快復を見せている。とても元気だよ」

彼はまた、ヴァンドロスの活動の噂について次のように答えた。

「先は長い。間違った情報がたくさん出回っている。ビデオを監督するとか、キーボードを演奏する、あるいは、いろいろな人とデュエットするといった噂を聞くが、それは違う。今は快復に全力を注いでいる。もうちょっと待ってほしい」

ソーントンは、ヴァンドロスが2月のグラミー賞に出席できるかどうかについてこう述べた。

「実際は、医師がどう判断するかによるよ。結局、みんなが待ち望んでいるのは分かるけど、彼の体がいちばん大切だから。まだ快復途中なので、あまり無茶をせず、慎重にいきたい。もし出席できるのであれば、そうするだろう。彼はすべての事に気力をみなぎらせている」

ヴァンドロスはヒット曲「Dance With My Father」で年間最優秀ソング、最優秀男性R&Bヴォーカル・パフォーマンス、最優秀R&Bソングほか、グラミー賞5部門にノミネートされている。

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