ダイドのブリット・アワーズ・ノミネートに波紋

ポスト
ダイドのブリット・アワーズ・ノミネートをめぐり、混乱が起きている。最優秀“ブリティッシュ”女性アーティストにノミネートされたダイドは、実は“ブリティッシュ”ではなくアイルランド人かもしれないというのだ。

英タブロイド紙は、ダイドのミュージック・カンパニーによって提出された書類には彼女はアイルランド人だということが明記されていると報じた。もしこれが本当なら、ダイドは“ブリティッシュ”のカテゴリーではなく、“インターナショナル”のカテゴリーでノミネートされなくてはならない。

しかしながらdotmusic.comによると、ブリット・アワーズは、彼女がブリティッシュ・パスポートを持つことを理由にノミネーションの正当性を訴えているという。アワーズのスポークスマンはこう話している。「ダイドは自分をアイルランド人だと主張しているようだが、彼女はブリティッシュ・パスポートを所持している。だから(“ブリティッシュ”のカテゴリーにノミネートされる)資格はある。しかし、U2やウエストライフ、カイリー・ミノーグのようなアーティストは、“インターナショナル”のカテゴリーに入る」

現在のところ、この疑惑に関してダイドからの声明はない。

ダイドは、今年のブリット・アワーズで3部門にノミネートされており、2月17日に行なわれるブリット・アワーズの授賞式でパフォーマンスを行なうことが発表されている。授賞式ではこのほか、バステッドザ・ダークネスミューズブラック・アイド・ピーズ50セントデュラン・デュランらがパフォーマンスを行なう予定。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報