ライアン・アダムス、ステージ転落事故を語る

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先週、リバプールで公演中にステージから転落し、手首を骨折したライアン・アダムスが初めて事故についてNME.comに語った。アダムスは1月22日(木)、リバプール・ロイヤル・コートでパフォーマンス中に、高さ6フィート(およそ1メートル80センチ)のステージから転落し負傷、残りのUK/ヨーロッパ・ツアーの日程をキャンセルしていた。

彼は、事故の模様をこうNME.comに語っている。「音は聞こえたけど、痛みは感じなかったんだ。手首が折れた音はほんと、大きかったよ。ポキンていった。みんなにも聞こえただろうな。で、“首は大丈夫だな”って考えたのを覚えてる。それから、背中も大丈夫だって。でも、腕を見たら“やばい!”って思ったよ。最初は腫れてるだけかと思ったけど、すぐに何が起きたかわかった。“ちくしょう、やっちまった”って思ったんだ」

彼はまた、救急隊が到着する頃には、気を失いそうになったとも話している。「バック・ステージに着いた頃には、ひどいことになってた。切り傷もないのに、毛穴から血が滴り落ちてるんだ。気絶しそうになったよ。そんなもん、見てられないだろ」

怪我が全治するには6~8週間かかるという。また、手首の機能の20パーセントに障害が残る可能性もあるらしい。「それくらいの割合、(手首が)曲げられなくなるかもしれない。指や手は大丈夫らしいから、ギターはどうなるかわからないけど、素晴らしいピアノ・プレイヤーになるだろうな! まあ、俺は大丈夫だと思ってるけど」

アダムスは現在、アメリカに帰国し療養中。キャンセルされたツアーの日程は、今後、振り替えが行なわれると見られている。

Ako Suzuki, London
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