【フジロック】2日間ともすごいものを観せてもらいました

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もののけパワー炸裂!! ロック・フェスとか言ったって、本質はライヴハウスの対バンと変わらない(強引!?)。

そう考えると、今回最も“対バンあらし”(=他の出演バンドのファンをかっさらう)だったのはソウル・フラワー・ユニオンに違いない。2日連続2回にわたる公演(興行?)は、きっと多くの新しいファンを獲得したはずである。

まずは2日目、FIELD OF HEAVENのラスト。

トリとはいえ、入場規制が行われるほどファンが殺到した奥田民生の直後。さらに隣のステージではRUN-DMC、もひとつ奥のステージではミッシェル・ガン・エレファントが演奏中という最高に不利な状況。

ボーカル&ギターの中川敬一が「いや~、お客さんがいて良かったぁ~」と思わず洩らしたのはきっと本音だろう。

しかし、そんな言葉が霞んでしまうぐらいそれからの演奏は凄かった。「ロンドンデリー」、「ブルーマンデーパレード」、「戦火のかなた」ととんでもなくハイエナジーな曲を次々と繰り出し、あっという間に場内を狂乱の渦に巻き込んでしまった。

なにしろ、どの曲もワールド・ワイド・ミュージックのゴッタ煮状態。タンゴあり、アイリッシュ・トラッドあり、レゲエあり、ファンクあり、沖縄民謡ありetc…。とにかくありとあらゆるノリのいい音楽を奇跡のように1つの曲に同居させてしまっている。

なおかつ、メロコア&スカコアの連中も納得のスピード感。そして日本人なら踊らずにはいれらない“音頭”がサブリミナル的にビートに盛り込まれている。

今夜も飲んで、明日の夜も飲んで、明後日は皆さん社会の役に立たん人間になってください(笑)!!

こりゃあ誰が見たって最強のお祭り(=フェステイバル)バンドである。何で今までFUJI ROCKに出なかったの?という感じ。

ビールを飲んで、宇宙へ行こう!」というかけ声でライヴならではの非日常空間へ突入した「世紀のセレナーデ」、故カーティス・メイフィールドの名曲「ピープル・ゲット・レディー」の日本語カバーでほろりと泣かせ、奇抜な格好をしたダンサー集団「全力オナニーズ」と変態ディスコ「エエジャナイカ」をぶちかます。気がつけば場内全員曲にあわせて阿波踊り(?)状態。その狂乱は夜中11時を過ぎるまで永遠と続いた。

翌日、最終日(3日目)はGREEN STAGEのやはりトリ。

今度は、プライマル・スクリームの後で多くの人が帰路につく逆境にもかからわず、曲が進むにつれどんどん人が駆け寄り、踊りの輪が広がり、最後には会場の半分まで埋まって大喝采で終了するという奇跡のようなライヴをやってのけた。

とにかく傾斜のある会場を次々と人が転がり集まってくる様は痛快の一言。前日より数倍広いGREEN STAGEだが、彼等の民謡ビートとお囃子が鳴り響くとみんないてもたってもいられなくなってしまうのだろう。

何もかも忘れ、一体となって踊りまくる観客は、みな口々に“最後に最高の思い出ができた。このバンドは初めてだけどすごく良かった”と話していた。

余談だが、後日ソウル・フラワー・ユニオンのオフィシャルBBSにはかなりの「はじめまして」が増殖していたのは言うまでもない。

いや、2日間ともすごいものを観せてもらいました。

Reported by K.O.D.A

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