デヴィッド・ボウイ、心臓の手術を受けていた

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先月末、肩の神経を痛めドイツの病院に収容されたデヴィッド・ボウイが、心臓に緊急手術を受けていたことが明らかになった。ボウイは6月23日、プラハでの公演途中、肩に激しい痛みを感じショウを中止。その後、今月行なわれる予定だったヨーロッパでの11公演全てをキャンセルしていた。

当初、肩を痛めただけだと考えられてたが、検査の結果、動脈閉塞を起こしていることが発覚し緊急手術を受けたという。関係者は『Daily Mirror』紙にこう話している。「ボウイは(プラハの)コンサート途中、倒れたってわけじゃなかったんだ。ただ肩の痛みがひどいから病院に行くことにしただけだった。だから彼は、緊急手術を受けなきゃいけないなんて思ってもいなかったよ」

医者は、心臓発作を防ぐよう閉塞した動脈に小さなバルーンを埋め込む手術を行なったという。

ボウイは現在、NYの自宅で静養中。スポークスマンはこう話している。「ボウイは元気にしています。自宅で順調に回復しているところです。すでに次のアルバム用に曲を書き始めています」

『Daily Mirror』紙によると、ボウイはツアーを途中で中止しなくてはならなかったことをとても悔しがっているという。彼は「この10ヶ月、ほんとにいいツアーだったからね。頭に来てるよ。早く良くなって戻りたい。でも言っとくけど、今回のことを歌にするつもりはないよ」と話しているという。

ボウイは、現在57歳。若いときにドラッグを使用していただけでなく、3年前に禁煙するまで1日60本のタバコを吸っていた。

Ako Suzuki, London
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