フランツ、映画『ハリー・ポッター』に出演？

フランツ・フェルディナンドが、映画『ハリー・ポッター』シリーズの最新作『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』で曲を書いてくれるよう頼まれていることを明かした。フロントマンのアレックス・カプラノスは、メンバーがカメオ出演する可能性もほのめかしている。

カプラノスは、ミュージック・チャンネルVH1でこう話した。「（映画のために）音楽を書くよう頼まれてるんだ。醜悪なシスターがプレイするシーンがあるんだよ。それって思ったんだけど……、フランツのメンバーがその醜悪なシスターのバンドにピッタリかもな」

カプラノスはまだ、このプロジェクトに参加するかどうかは検討中だというが、映画は気に入ってるようだ。「あのシリーズには、スリルと純粋さがあるよな。善悪が明快だから好きなんだ。新鮮だよ」

ちなみに今年、封切られた『ハリー・ポッター』シリーズの３作目『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』では、セリフはなく、一瞬ではあるものの、イアン・ブラウンがカメオ出演している。

またカプラノスは、バンドはニュー・アルバムのため、すでに新曲を書き溜めているとも話している。「俺は12ストリング（ギター）をかき鳴らし、ニックはスライドをプレイしてる。でも（前作と）劇的に変わるってことはないよ。エフェクト・ペダルを使うつもりはないし、部屋でライヴをプレイしてるって感じにしたいんだ」

バンドは現在、UKツアー中。ロンドンでは10月28日から３日間、ブリクストン・アカデミーでパフォーマンス。さらに11月24日恵比寿リキッドルームを皮切りにジャパン・ツアーを行なう。

Ako Suzuki, London