アルバム『ONENESS』特集・第2弾~ロング・インタヴュー

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――まずは「NO MORE CRY」大ヒットおめでとうございます! ヒットの実感はありますか?

吉田安英(以下、Yasu):コンビニでよく聞くようになったり、ラジオ聴いてもランキングで出てくるようになってからですね。

上里 優(以下、Yu):携帯でチャート・サイトをよく観るようになりました(笑)。ランキングでも上位から見るようになったっていうか。前はランキング自体にもなかなかなかったから「すっげー」って。素人っぽいね(笑)。

――「NO MORE CRY」は流麗なメロディもそうですが、詞に共感した人も多かったと思うんです。詞はYasuさんが書いてますが、この詞を書くキッカケは?

Yasu:やっぱりドラマのイメージは大きかったですね。「ごくせん」は大好きで、シリーズ1をちゃんと観てましたから。そのドラマの内容も自分らが経験したような、ある時は「俺、まだ子供だから」って言ったり、あるときは「もう大人だから」って言ってみたりで。でも、つらいことは自分で乗り越えたいなって思ったときに書いてこういう曲になりましたね。

――あ、ドラマ主演の仲間由紀江さん、沖縄の方ですよね。会いましたか?

Yasu:会えてないんです(笑)。会いたいです。

――なるほど。「NO MORE CRY」が大ヒットして、そして今回アルバムも出ることになって、分刻みのプロモーション活動は大変じゃないですか?

Yu:(同席しているレコード会社の人の顔をちろっと見て)いや、そんなことないっす! でも……大変です(笑)。ありがたいですけどね。みんな応援してくれるのを感じるし。瞬間瞬間、疲れることもあるんだけど、でも歌を歌えることは楽しいことでいっぱいですね。

――こうやって東京など各地で活動してますが、沖縄在住ですよね。やっぱり沖縄は2人にとって特別な場所ですか?

Yu:そうですね。なにも考えずにいられる場所。気持ちをリセットできる。

――その沖縄で、そもそもミュージシャンになろうって功名心や野心ってどう芽生えたんですか?

Yasu:自分は音楽スクールでYuと出会ったんですけど、次へのつなぎのためというか。スクール入らないとプー太郎になるんで、だったら音楽学校入ってますってのがいいなと。だから最初はそういうの、全然関係なくて、どうでもよかった(笑)。

Yu:ワハハハハ(爆笑)

Yasu:もちろん、歌は大好きだったんですよ。それでなんか探せればってくらいで。2人で歌い出したのも1人よりはいいかなってくらいのなりゆきで。でも、どんどん本気になってここまで来た。

――Yuさんはどうだったんですか? Yasuさんと組むにあたって。

Yu:キッカケは同じ。1人より2人のほうがいいかなって。でもやっちゃん(Yasu)だから組めたってのはありますね。僕には持ってないものを持っているし、やっちゃんとだからここまで来れた。2人ね、お互い性格がまったく正反対で。同じ考えとか持ってない分、やっちゃんはやっちゃんの考え、俺は俺の考えで話し合って受け入れるって、そういうのがいい。僕らライバルでもあるから、僕がうまい歌を歌えばやっちゃんも伸びると思うし、やっちゃんがすごいことやったら“なんだそれ!”っていい意味で闘いますから。

――素朴な疑問なんですが、普段、2人で遊んだりしないんですか?

Yasu、Yu:ないですね。

Yasu:沖縄県内ではないですね。県外では遊ぶ相手がいないんで2人で行動するんですけど、休みのときは普段会えないそれぞれの友達と会うから。

Yu:あ、だからって仲が悪いわけじゃないですよ(笑)。

――2人の性格が逆っておっしゃってたんですが、具体的にどこらへんが?

Yu:僕はO型なんで(笑)、細かいことあまり気にしないっていうか。ちょっと間違っても次があるから大丈夫さって。でもやっちゃんは神経質っていうか、いい意味で真剣に考える人なんで、「お前、ちょっと考えろよ」って言われたり(笑)。大事な部分はやっちゃんに助けられてますね。ありがとうございますって感じです。

Yasu:全部、逆ですよね。性格も考えることも真逆。

――そこまで逆だと気持ちいいってくらい?

Yasu:たまにイラってくるときもありますけどね(笑)。でもその分、違う発想が出てくるし、いろんな角度で考えられる。

――好みの女の子のタイプもも真逆だったり?

Yu:いや、そこらへんはちょっとかぶったりするんですよ(笑)。

Yasu:そうそう。2人でいることが多いと似てくるところあるのかも!

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