G・デイ、新PVに政治意図はない

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グリーン・デイの大ヒットアルバム『アメリカン・イディオット』の収録曲「ウェイク・ミー・アップ・ホウェン・セプテンバー・エンズ」の新PVには、恋人のもとを去って、イラク戦に赴く若者が描かれてる。RollingStone.comによれば、クリップが反戦メッセージを含んだ形をとったことについて、ビデオを監督したサミュエル・バイヤーは「政治的な意図はない」とし、「こちらの解釈をメンバーに伝えたら、気に入ってくれた」と話している。また、ビデオをプレミア放送した米MTVは“構成がすばらしい”とし、メッセージ性があるが、行きすぎたものだとは思わないとしている。

「アメリカン・イディオット」「ブールヴァード・オブ・ブロークン・ドリームス」のPVも担当しているバイヤーはまた、ニルヴァーナの名曲「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」のビデオを制作したことでも有名。

「ウェイク・ミー・アップ・ホウェン・セプテンバー・エンズ」はフロントマンのビリー・ジョー・アームストロングが亡くなった父親を思って書いた曲だ。ビデオはテロや戦争での死といった、共通する人間の感情に踏み込んだ作品に仕上がっている。アームストロングは同曲を7月に起きたロンドン同時テロの犠牲者に捧げている(https://www.barks.jp/news/?id=1000009728)。

グリーン・デイは今年のMTVビデオ・ミュージック・アワードで最多部門にノミネートされた(https://www.barks.jp/news/?id=1000010071)。受賞式は8月28日に米フロリダで開催される予定。

T.Kimura
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