「これがsmorgasだ!」という傑作完成インタヴュー!!

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'90年代後半に勃興したミクスチャー・ロック・ムーヴメントをしっかりとサヴァイヴしたsmorgasが、その本物の力を見せつける時がついに来た。ヒップホップやドラムンベースなどを柔軟に消化した刺激的なダンス・ミュージックと、ポップで叙情的なメロディを大胆に取り入れた“歌”との見事なバランスを保つ最新作『SMORGASBORD』。
バンド名の由来であるSMORGASBORD=バイキング料理(スウェーデン語)という言葉を冠した意味は、“これがsmorgasだ!”という力強い最高傑作宣言である。
アイニと来門、大いに語る!




1. Sunny Day
2. Smorgasbord
3. Freak into The Music
4. RIDE MY BIKE
5. Stay Alive
6. Higher Future
7. 眞天狼ファング
8. On The Rock
9. Power Dance
10. Way deep into Love
11. Blue Sky
12. クロスロード





【メッセージ】


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【Freak into The Music】PV


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【RIDE MY BIKE】PV


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12/2(金)札幌BESSIE HALL
12/4(日)青森Quarter
12/5(月)盛岡CLUB Change
12/6(火)新潟CLUB JUNK BOX mini
12/8(木)仙台HOOK
12/19(木)岡山PEPPER LAND
12/20(火)広島ナミキジャンクション
12/21(水)福岡DRUM Be-1
1/5(木)心斎橋CLUB QUATTRO
1/6(金)名古屋CLUB QUATTRO
1/9(土)東京LIQUIDROOM ebisu

詳細はオフィシャル・サイト
http://www.smorgas.net/ ヘ!
――『球極』『Freak into The Music』とミニ・アルバムが続いて、フル・アルバムは2年前の『ELECTROCK』以来ですか。

アイニ(MC):ミニとかフルとかは、あんまり関係ないかな。アルバムはアルバムなんで。

来門(MC):でもやっぱり、10曲超えると多いなとは思う(笑)。“やっと8曲目か、ミニ・アルバムならここで終われるのに”って。

――作業的には今までと同じように、アイニさんがある程度原曲を仕上げてきて?

アイニ:俺の曲に関してはそうですね。それをメンバーに聴いてもらって、アイディアがある人は出してくれって。いつもはそこにオーヴァー・ダビングしていくんですけど、今回はデータでもらって家に帰って直したりとか。

来門:俺がアイニの家に行ったこともあったね、久々に。「PowerDance」っていう曲では河辺くん(B)の家に行ったし。今回はみんなで話し合うことが多かった。


――アルバムとしてのトータルのイメージはあったんですか?

アイニ:とにかく“いい曲”ですね。今まではある程度ライヴを想定して作ってたんですけど、今回は音源としていい曲を作ろうと。

――今回はラップよりも歌というか、メロディの要素がすごく強いですよね。

アイニ:メロディ感については、前から言ってたよね。

来門:「Smooth Rider」(『ELECTROCK』収録曲)あたりから、自分たちなりに編み出してきたメロディ感のあるラップの延長線上ですね。

アイニ:ELLEGARDENとかストレイテナーと一緒に(ツアーを)やったおかげで、メロディを気にするようになったんですよね。BEAT CRUSADERSとか。ああいうのを聴いて“気持ちいいな”と思うようになったし。DJ SHADOWのDVDを観て“やっぱりヤバイな”と思ったりもするんだけど、そのままだとどんどんディープな方に行くか、ヒップホップっぽくバンドでできないものになっちゃうか、どっちかだから。今のsmorgasのいる位置にステイするためには、あんまりリズムに行き過ぎても駄目かなとは思ってたんで。そういう意味もあってメロディにもトライしたし、でもリズムは忘れちゃいけないし。

――バランスですね。

来門:今回は、ハモリがけっこう面白いことにも気づいたんですよ。二人でハモると全然違う色を見せられるので、やってる俺も“おぉ!”っと思った。あと俺は、いろんな歌い方にも挑戦してます。「OnThe Rock」ではシャウトしてるし。最初は普通の声で歌ってたんだけど、思わずシャウトした瞬間にドラムの智恵子が聴いてて、大爆笑ですよ。

――なんで笑う(笑)。

来門:エンジニアも一緒になって、「ハードコアの人みたいでいいよ!」って(笑)。「BlueSky」では、高いんだけど声を張らないっていう歌い方を学んだし。

――「Way deep into love」では、メロウなR&Bスタイルで愛を歌ってるし。

来門:あれは“ラヴソングを歌ってみよう”と。日本って、ラヴソングが多いじゃないですか。だから俺も歌っちゃうよ?と。……もっと勉強してきます!(笑)

――何も言ってません(笑)。でも歌詞はsmorgasらしい壮大なストーリー性を基本にしながら、今までよりももっとストレートに感情を出してると思います。

来門:喜怒哀楽を込めることができましたね。「Waydeep into Love」ではラヴソングも書けたし、「StayAlive」では“俺たちは勝ち上がっていかなきゃいけない”っていうことをうまく出せたし、「SunnyDay」は、ツアーで移動中のハイエースの中でボケッと空を見上げてる気分も出せた。全部気に入ってます。

――サウンドで言えば、ラストの「クロスロード」が凄い。もろアメリカン・ハードロック丸出しで、smorgasのこんなストレートなアプローチは初めて聴いた気がする。

来門:俺が作ったんですけど、どうですかね? ベースも俺が弾いてるんですよ。ジャコ・パストリアスみたいじゃないですか? ……どこが!?

――自分でツッコむ(笑)。でもここまでやったら痛快ですよ。

来門:今までは、曲ごとに隠しながらそのテイストを入れるっていうやり方だったんだけど、今回は1曲1曲をストレートに見せようと。で、全体を聴いてもらった時にミクスチャーになってる。1曲1曲が違うお皿で、それが全部“SMORGASBORD”に載った時にひとつの料理になる、みたいな。だから「Waydeep into Love」は素直にラヴソングになってるし、「クロスロード」は素直にメタル。「StayAlive」は素直にドラムンベース。そういうコンセプトは最初からありました。

アイニ:次のステップへ行くための、かなり大きなドアを開けた感じ。開ける前なのか開けた後なのかはわからないけど、そういう場所にいる感じですね。今までだったら、“やりたいな”“でもできるかな”というのがごちゃ混ぜだったけど、それがすっきりした。とりあえず全部出した感じはありますね。

来門:あと、“ピンチをチャンスに変えた”というのはある。アルバムのレコーディング前にSENSHO(1500)くん(G)がいきなり脱けちゃったから、そこでピンチになったんだけど、裏を返せば、SENSHOくんは歪んだギターの音しかやりたくないっていう人だったから。そこで今回はアイニのギターがすごい光ったんですよ。アイニはもともとギターを弾いてたし、結果的にいろんな色が出せて良かったじゃんって。

――で、ラストが「クロスロード」と。もうお腹いっぱいのアルバムです。

アイニ:あの曲はギャグだととらえられがちだけど、彼だけはすごい本気ですから。

来門:ギャグなの? 嘘ぉ~。

アイニ:この前、「あれはボーナス・トラックでしょ」って言われた(笑)。ほかの取材で。

――このハッチャけたエンディング、いいですよ。

来門:ですよね!? 大爆発で終わる。「8時だヨ!全員集合」みたいな感じで、セットがバーンとひっくり返って、ステージが反転して、堀ちえみさんが出てきて歌うと。

アイニ:やっぱりギャグじゃん(笑)。
取材・文●宮本英夫
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