パール・ジャム、新作完成間近！

今年初頭からニューアルバムの制作に取り組み、後半にはハリケーン「カトリーナ」の救済公演、ローリング・ストーンズのオープニングなど、ライヴ活動も行なったパール・ジャムだが、'05年の大半を新作のために費やした彼らの、通算８作目となるスタジオアルバムが完成間近と伝えられている。ビルボードなどによれば、エディ・ヴェダー（Vo）は先日、同作次の作品は“アグレッシヴ”な作品とブラジルのラジオ局に語った。同作（タイトル未定）はバンドにとってレーベル移籍後の第１弾となる。

「たいへんなレコードだ。ハードであれば、それだけ価値も増すといった感じだ……とてもアグレッシヴなんだ。今の時代にアメリカ人であることを反映したような作品。特にラウドだと、本当にアグレッシヴになる」

ヴェダーによれば、アルバムタイトルとして“un-owned”（誰のものでもない）といった言葉を考えていたというが、現在のところ未定だ。リリースについては'06年４月を見込んでいる。

パール・ジャムは現在、初の南米ツアーに向けてリハーサル中。ツアーは11月22日にチリからスタートする。

'02年に発表された『Riot Act』はビルボード・チャート５位を獲得した。昨年（'04年）には『rearviewmirror (greatest hits 1991-2003)』がリリースされている。

T.Kimura