カサビアン、リード・ギタリストが脱退

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カサビアンのリード・ギタリスト/キーボード・プレイヤーのクリス・カルロフがバンドを脱退した。カルロフは、デビュー・アルバム『Kasabian』の全トラックをギタリストのセルジオ・ピッツォーノと共作。カサビアン・サウンドの要の人物だった。

カサビアンは日曜日(7月17日)、オフィシャル・サイトkasabian.co.ukに声明を発表しカルロフがバンドを脱退したことを明らかにした。「リード・ギタリスト/キーボード・プレイヤーのクリス・カルロフとカサビアンは、別の道を歩むことになりました。カルロフとバンドは2ndアルバムを制作中、クリエイティヴ、アーティスティックな面で大きな違いを経験しました。その異なる姿勢は妥協できるものではなく、バンドはカルロフにグループを去るよう頼んだのです。カルロフは、別の場で音楽を作り続けていくことになりました」

カサビアンは今月、<T In The Park>、<Oxegen>フェスティヴァルでカルロフ抜きにパフォーマンス。ジェイ・メラーが代わりを務めていた。

バンドは来月初め、ローリング・ストーンズのヨーロッパ・ツアーに参加。その後、<Ibiza Rock Show>、<V 2006>フェスティヴァルへ出演する。

カサビアンの2ndアルバム『Empire』は、日本で9月6日でリリースされる。

Ako Suzuki, London
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