B・パーティー、政治の話をしないホワイトを批判

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ブロック・パーティーのフロントマン、ケリー・オケレケが、政治について語ろうとしないホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトを非難した。ホワイトは以前「自分はエンターテイナーであり政治について話すつもりはない」と明言しているが、オケレケはそれに不満があるようだ。

彼は『NME』誌の最新号でこう話している。「ジャック・ホワイトが“エンターテイナーとして金をもらってるんだから、外交問題についてあれこれ批判するのは俺の仕事じゃない”って言ったを聞いて驚いた。不誠実な態度だと思うよ。資本主義社会に加担してる。アルバムを売ることだけが、奴にとっては大切なんだろうよ。議論を巻き起こすことじゃないんだ」

このオケレケの意見には、賛否両論があるだろう。ミュージシャンは必ずしも社会問題を声高に唱える必要はないはず。逆に、あえて政治の話はしないというスタンスのアーティストも多い。「政治について語るのは俺の仕事じゃない」と発言したからといって、ホワイトがレコードのセールスにだけ関心を持っているわけではないはずだ。そうはぐらしたことで「自分のミュージックは政治とかけ離れたところにある」という態度を明らかにしただけかもしれない。

ブロック・パーティは、ミュージシャンにとって正念場となる2ndアルバム『A Weekend In The City』を2月5日にリリースする(日本盤発売済み)。

Ako Suzuki, London
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