BEGIN、『オキナワン フール オーケストラ』インタビュー・ショートバージョン

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──「Midnight Baseball Blues」は革命的な曲です。

比嘉:この詞は7年前くらいにあって、とても曲にはならないと放ってあったんです。当時のことは覚えてないんですが、形式みたいなことを壊したかったんだと思います。でもどんなメロディをつけていいのかまったくわからなかった。今回、優がこれやろうって言い出したから、引っ張り出してきたんです。それで言葉とかをちょこっと変えながら気づいたのは、僕一人で歌おうと思うからできないんであって、優と等が歌えば完成すると。3人がそれぞれメロディをつけてて、それを沖縄で持ち寄ったんです。

島袋:栄昇はブルースみたいにやりたいって言ってて、等はニューオリンズみたいに。僕は江利チエミさんみたいにやりたいってバラバラだったんですよ。じゃ、それを一緒に合わせちゃえみたいになって。それが、野球場から飲み屋に流れていくっていう流れに上手く乗っったんですね。

比嘉:やってる最中は、とんでもない洞窟に迷い込んだようで、お先真っ暗でしたね。

上地:いつ終わるんだよってね。

──今回は、優さんと等さんもリード・ヴォーカルをとった曲がありますね。

島袋:9月に栄昇に言われたんですよ。久しぶりのアルバムだから歌ってみないかって。最初は断ったんですけど、自分の好きなバンドもメンバーが皆歌ってるなぁとか思って。それと自分の子供のことを歌った曲もあって、それなら自分で歌ったほうが説得力があるかなと思って。ま、おだてられたんですよ。でも緊張しましたよ。だから皆に言われたとおりに歌いました。

──最後は「うたのうた」。仲間が集まって歌い継いでいくんですね。

比嘉:東京の家である渋谷B.Y.Gの仲間、通称B.Y.Gオールスターズのメンバーでやろうということで。ブラック・ボトム・ブラスバンドと僕たち、そしてドラマーとベーシストでベーシックを録って、ヴォーカルを次々に被せていったんです。だから、全員が一同には介してないんですよ。この曲は3年位前の<うたの日コンサート>の前夜祭のために山本隆太さんと迎里中さんが作ったもので、いつかこの歌を皆で歌えるようにしたいと思ってたんです。歌が“皆で歌ってよ”って言ってるような気がしたんです。この歌が、これから先の<うたの日>のテーマ曲になったらいいなと思っています。

──こういうコンセプト・トータル・アルバムを出した後にファンが期待するのは、コンサートでのアルバム完全再現ということになると思いますが、3月からのツアーで演る予定は?

比嘉:3人ではアルバム再現は無理。メンバーを増やさないと。「Midnight Baseball Blues」は少なくとも7、8人は必要ですね(笑)。

上地:アルバムはアルバム、ライヴはライヴととして考えないと無理でしょうね。

島袋:まだ決まってないんですが、レコーディングが楽しく熱中してできたので、その雰囲気を持っていけたらいいなと思っています。

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