ミトカツユキ、全国ラジオのパワープレイを占拠中

ポスト
この11月、北から南まで全国のFM/AMラジオのパワープレイを凄い勢いで獲得している一人のミュージシャンがいる。ミトカツユキ、その人である。

30局以上のラジオ局で彼のファースト・シングル「キミがいれば」(11月21日リリース)がレコメンドされ、全国的にオンエアがスタートしているのだ。30局ものステーションでパワープレイを獲得するのはたやすいことではない。どうやら獲得数の記録という意味では2006年11月に秦基博が獲得した43局が最高記録とされているようだが、彗星のように現れた期待の新人でもなく、危難の道を乗り越えてたどり着いた一人のピアノ・ソウルマンであるところに、ミトカツユキの30局には、ちょっとした重みと説得力がある。

ミトカツユキは、ソウル・フレイバーを色濃く発しながらも決定的にポップなメロディーを紡ぐ、ピアノを弾きながら歌うシンガーソング・ライターである。

彼は札幌のライブ・バーで働きながら毎晩黒人シンガー達とのセッションを行なってきたという。上京した後は、ストリート・ライブでオーディエンスの反応を身体で感じ、現場でミュージシャンの勘を鍛え上げた。そんな活動がミトカツユキの持ち味と魅力を育んだのは間違いない。

当然のことながら、順当にデビューを飾り、高い評価を受けて活動を続けていくものの、なんと所属事務所の解散という危機に直面、とたんに活動は足止めを食らうことになったという経験を持つ。しかしながら心折れることなく、ミトは活動を継続し続け、06年渋谷クラブクアトロを自力でソールド・アウト。その後遂にレーベル移籍も決定し心機一転、この8月にミニアルバム「39」をリリース。待っていたファンに好評を博し、そして満を持して放つニュー・シングルが「キミがいれば」ということになる。

「キミがいれば」は、サルソウル~ニューヨリカン・ソウルまで、ブラックミュージック4つ打ちの系譜にインスパイアされたトラックに、王道ポップスにこだわるメロディーをのせたホットなウィンター・ラヴソング。間奏のキーボード・ソロはシャカタク・フレイバーというメロ良し/フック有りというキラー・チューン。なお、カップリング「奇跡~大きな愛のように~」は91年、さだまさしの隠れた名曲のカバーだ。

欧陽菲菲「ラヴ・イズ・オーヴァー」や小林明子「恋におちて」など女性歌謡曲のカバーも得意とするというミトカツユキ、是非オフィシャルサイトでの試聴もチェックを!

ミトカツユキofficial HP http://www.mito310.com/
BMG JAPAN official HP http://www.bmgjapan.com/mito310/
この記事をポスト

この記事の関連情報