【Many Merry Diaries】羊たちの激白：メリーのツアー日記 霜月篇（７）福岡その参

▲明日の元気と美肌のために。もつ鍋はツアーに欠かせません。

いいライヴのあとはお酒も美味しくいただけるもの。「こっちは必死こいて原稿書いてんのに、ヤツらはきっと博多でうまいもん食ってやがるんだろうなー」と、遠い目をしていた11月26日の深夜11時50分、すなわち“その弐”に掲載した健一からのメールのわずか2分後、結生から腹の減るメールが届いた。

博多おつかれモツ鍋キター！
今、食べながらリアルタイムでメール打ってますf^_^;
今日のライブはとにかく汗かきました！
毛穴の汚れが全部とれてツルツルお肌です！

連載開始当初、「鍋ツアー開始！」と書いていた結生。実際、この時期のツアーに“鍋”はつきものなのだが……なんて書いている場合じゃない。なんだか深刻に腹が減ってきた。ツルツルな肌はもう年齢的に諦めているのだが、モツ鍋は羨ましすぎる。そして、そんな思いに拍車をかけるように、日付の変わった11月27日の午前2時21分、今度はテツからのメールが到着した。

今日の打ち上げは、みんなでもつ鍋を食べに行って、
そのあとVictorの田中さんと2人で、
アイリッシュ・パブに飲みに行きました。
普段、2人で行くってなかなかなくて、そのぶん深い話ができて、
ライヴもいい状態できてるんだけど、
まだまだやれることってあるな、と思いました。
鹿児島は人生初なので、どんなとこか楽しみにしてます!

▲もつ鍋写真の15分後、マネージャーO氏よりライヴ写真到着。誰1人顔の写っていない、ある意味、奇跡的なショット。

ついに登場、メリー担当の名物ディレクター、田中氏。このメール確認後、僕が仕事を放り出して“呑み”モードに転じたことは言うまでもない。ちなみに僕は、旅先でアイリッシュ・パブを見つけると迷わず入ってしまうほどのギネス好き。

そんなことはともかく、テツの言葉からもわかるように、11月28日、ついにメリー史上初の鹿児島公演が実現することになる。会場は鹿児島・SR-HALL（開演は午後7時）。鹿児島も向日葵の花ざかりになることを、芋焼酎呑みながら祈ってます！

増田勇一