天平、“炎のピアノ”で300人をノックアウト

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既にそれ界隈では“元ヤン・ピアニスト”“ガテン系ピアニスト”と呼ばれている天平(てんぺい)。さきにBARKSでも紹介済みだが、破壊と構築というロック~パンク~プログレッシブ~クロスオーバーの香りを沸き立たせる彼のプレイ・スタイルは、“炎のピアノ”である。まさしくロックンロールだ。

◆「ピアノ界に降り立った鬼神、天平」
 https://www.barks.jp/news/?id=1000039146

4月10日、デビュー・アルバム『TEMPEIZM』(6月18日発売)リリースに先駆けて、<ミニ・コンサート&公開プレス発表会。が渋谷区白寿ホールにて行なわれた。発売されたチケット150枚は事前に完売し、一般からの問い合わせも殺到。150名のラッキーなファンと150名の関係者の計300名が、噂の演奏を体験した。

天平はアルバム『TEMPEIZM』からドラマティックな「幻想曲」、ロマンティックなバラード「一期一会」、マリナーズのイチローをイメージした楽曲「Area51」など計6曲を演奏。恐ろしくパワフルなタッチと、見た目とは裏腹なナイーブで繊細な美しいメロディラインが混在する、パワー感溢れるメランコリックな不思議な魅力に満ちた演奏を披露。約300名の観客は天平のパフォーマンスのみならず、自身の生み出す楽曲を「人生のサウンドトラック」であると話す彼の、人間性の魅力をも堪能することとなった。

ちなみに、この日のコンサートの様子は映像収録され、「幻想曲」「一期一会」の2曲の映像はDVDに収録、アルバム『TEMPEIZM』にカップリングされる。300人しか堪能できなかった驚異のパフォーマンスが、全国へ広がるのは素晴らしいことだ。なお、アルバム発売にさきがけて着うた(R)で「幻想曲」の配信は既に開始となった。

天平はその異色な経歴とずば抜けたパフォーマンスで、インディー時代から話題となっていたクラシック・ピアノ・プレイヤーだが、アルバム『TEMPEIZM』にて6月18日にEMIミュージック・ジャパンからメジャー・デビューすることになる。
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