ザ・ティン・ティンズの新作、中国政府から暗号疑惑

ポスト
間もなくデビュー・アルバム『We Started Nothing』をリリースするザ・ティン・ティンズは、中国政府から収録曲の1つにサブリミナル・メッセージが含まれているのではないかとの疑いを持たれたそうだ。バンドは、仕方なくその問題のトラック「Impacilla Carpisung」を中国盤から削除することにしたという。

「Impacilla Carpisung」には英語の歌詞がないそうだ。意味不明の言葉で歌っていることにより、「暗号では?」との疑いが持たれたらしい。Yahoo UK & Irelandミュージックによると、シンガーのケイト・ホワイトは、この件に関してこう話している。「意味ない言葉なのよ。で、中国人は訳せなかったわけ。英語の歌詞を当てはめようとしたんだけど、うまくいかなかった。スタッカートを失っちゃうの。これを西洋からのあるメッセージだって思うなんて、信じられないわ」

ケイト・ホワイトとジュール・デ・マルティーノから成る男女デュオ、ザ・ティン・ティンズは、今年初めBBCが発表した“今年期待される新人トップ10リスト”でアデル、ダフィに続き3位に選ばれた。その待望の『We Started Nothing』は5月19日にリリースされる(日本盤6月発売)。

◆「Great DJ」PV
https://www.barks.jp/watch/?id=1000021533

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報