キングス・オブ・レオン、英チャートを制覇

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今週の英シングル・チャートは先週に続き、キングス・オブ・レオンの「Sex On Fire」が3週連続でトップに輝いた。2位も先週と同じくケイティ・ペリーの「I Kissed A Girl」がキープ。3位にはリアーナの「Disturbia」が5位から再浮上した。

今週は3つのニュー・トラックがトップ10入りしている。その中で最高位に登場したのは、おバカ・キャラながらも実力派、不思議な魅力を持つカリフォルニア出身の新人バンドIglu & Hartlyの「In This City」(5位)。ジェイムス・モリソンの「You Make It Real」(7位)、シュガーベイブスの「Girls」(8位)と続いた。また、10位にはフェイス・ヒルの2001年のヒット曲「There You'll Be」が再エントリー。オーディション番組『X Factor』の参加者が歌い、オリジナルのダウンロード・セールスに火がついた。

アルバム・チャートは、キングス・オブ・レオンの4thアルバム『Only By The Night』が初登場で1位を獲得、シングル/アルバム両チャートを制覇した。キングス・オブ・レオンが英チャートのトップに輝くのは前作『Because Of The Times』(2007年)に続き2度目だが、同アルバムは1週間で22万枚以上と記録的なセールスを上げた。これはコールドプレイの『Viva La Vida Or Death And All His Friends』に続く2008年の最速セールスとなる。

2位には、1位は獲得していないもののシングル「Disturbia」が息の長いヒットを続けているリアーナの『Good Girl Gone Bad』が3位から再浮上、3位にはいよいよ先週日本デビューを果たしたダフィーの『Rockferry』が4位からランク・アップした。

今週はキングス・オブ・レオンのほか、プッシーキャット・ドールズの2ndアルバム『Doll Domination』(4位)、ベット・ミドラーのベスト・アルバム『The Best Bette』(6位)、マクフライの『Radio Active』(8位)、デヴィッド・ギルモアのライヴ・アルバム『Live In Gdanks』(10位)がトップ10入りしている。

Ako Suzuki, London
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