MI7、イギリスの老舗アウトボードメーカー「TL Audio」製品取り扱いを開始
エムアイセブンジャパンは、イギリスTL Audioの真空管/ソリッドステート「ハイブリッド」回路を採用したアナログ・アウトボード製品の取り扱いを2009年秋から開始する。TL Audioは、真空管/ソリッドステート「ハイブリッド」設計のアウトボードをデザインするイギリスの老舗メーカーで、同社製品は極めてノイズの少ないサウンド処理に、真空管特有の温かみを加えることを可能としている。
TL Audioは1990年に修理技術師のTony Lakingによって創業。当初はNeveやTridentといったスタジオ・コンソールの修理や、コンソールから取り外したNeveモジュールの販売を行っていたメーカーだった。創業後まもなくNeveの主任設計士であったDavid Kempsonが加わり、1993年にオリジナルの真空管EQ「EQ-1」の発売を開始。当時はPultecやFairchildといった、すでに生産が完了していた真空管アウトボードの中古品が高価で取引されており、デジタルMTRへの移行期にあった欧米の音楽市場において、TL Audio製品は非常に高い評価を得るに至った。
その後、一世を風靡した真空管コンプレッサーの「C-1」(写真上)や、ベストセラーとなる「Ivory」(写真中)シリーズなどのアウトボード製品をリリースし続ける一方で、真空管を搭載した独自のミキシング・コンソールの開発にも着手。プライベート・スタジオ向けの「Fat Track」(写真下)は2007年の発表以来、世界中のミュージシャン/エンジニアから注目を浴びている。
TL Audio製品の大きな特徴は、ソリッドステート回路と真空管回路の「ハイブリッド」設計であること。これにより、極めてノイズの少ないサウンド処理に、真空管特有の温かみを加えることを可能としている。また、TL Audioの製品は創業から現在にいたるまで、一貫してTony LakingとDavid Kempsonの二人によって手掛けられ続けている。TL Audio製品の愛用者は枚挙に暇がなく、デジタル中心のレコーディング環境にアナログ独特の本物のウォーム・サウンドを実現する希少な存在として、数多のエンジニアを魅了し続けている。
レコーディングスタジオはもちろん個人の宅録環境もデジタルに完全に移行した昨今、デジタルのノイズレスなサウンドに真空管ならではの温かみを加えたいというユーザーは多いはず。今後のラインナップのアナウンスに期待しよう。
◆エムアイセブンジャパン
TL Audioは1990年に修理技術師のTony Lakingによって創業。当初はNeveやTridentといったスタジオ・コンソールの修理や、コンソールから取り外したNeveモジュールの販売を行っていたメーカーだった。創業後まもなくNeveの主任設計士であったDavid Kempsonが加わり、1993年にオリジナルの真空管EQ「EQ-1」の発売を開始。当時はPultecやFairchildといった、すでに生産が完了していた真空管アウトボードの中古品が高価で取引されており、デジタルMTRへの移行期にあった欧米の音楽市場において、TL Audio製品は非常に高い評価を得るに至った。
その後、一世を風靡した真空管コンプレッサーの「C-1」(写真上)や、ベストセラーとなる「Ivory」(写真中)シリーズなどのアウトボード製品をリリースし続ける一方で、真空管を搭載した独自のミキシング・コンソールの開発にも着手。プライベート・スタジオ向けの「Fat Track」(写真下)は2007年の発表以来、世界中のミュージシャン/エンジニアから注目を浴びている。
TL Audio製品の大きな特徴は、ソリッドステート回路と真空管回路の「ハイブリッド」設計であること。これにより、極めてノイズの少ないサウンド処理に、真空管特有の温かみを加えることを可能としている。また、TL Audioの製品は創業から現在にいたるまで、一貫してTony LakingとDavid Kempsonの二人によって手掛けられ続けている。TL Audio製品の愛用者は枚挙に暇がなく、デジタル中心のレコーディング環境にアナログ独特の本物のウォーム・サウンドを実現する希少な存在として、数多のエンジニアを魅了し続けている。
レコーディングスタジオはもちろん個人の宅録環境もデジタルに完全に移行した昨今、デジタルのノイズレスなサウンドに真空管ならではの温かみを加えたいというユーザーは多いはず。今後のラインナップのアナウンスに期待しよう。
◆エムアイセブンジャパン
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