倉木麻衣、連日1位の『ALL MY BEST』、各フォーマットに特徴的な動き

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9月9日発売から連日デイリーチャート1位を獲得している倉木麻衣ベストアルバム『ALL MY BEST』、楽しんでいることだろう。10年間に培ってきた高い音楽性がここに集結し、実に聴き応えのある作品となっている。聴けば分かるその魅力、まだまだチャートを席巻することだろう。

◆倉木麻衣、連日1位の『ALL MY BEST』、各フォーマットに特徴的な動き ~写真編~

そんな倉木麻衣、2009年9月8日発売日の前日に、『ALL MY BEST』の発売を記念してラゾーナ川崎で初のフリーライヴを行なった。会場には平日記録を塗り替える異例の12,000人もの人が集まる中、倉木麻衣がステージに姿を表わすと、場内は一気に歓声に包まれた。

夕暮れの登場と共に流れたのは、彼女の大ヒットシングル「Secret of my heart」。フルバンドをバックに切なさの溢れるメロディが会場に染み渡っていく。透き通っている中にも芯のある彼女独特の歌声が会場に響き、倉木麻衣の醸し出す世界観がオーディエンスを包んでいく。この楽曲は、デビュー当時、実は自分が倉木麻衣であることを友達に隠していた時の心境を歌った楽曲だ。

続いて、現在KOSE「エスプリーク プレシャス」のCMソングとして話題の新曲「わたしの、しらない、わたし。」を熱唱。10周年を迎えたからこそ新しい自分を発見していきたいという彼女の前向きな気持ちをストレートに詰め込んだナンバーだ。ラストナンバーは彼女のデビュー曲「Love, Day After Tomorrow」。ダンサーも登場し、ライヴでは定番となっている「L・O・V・E」の振り付けで会場は一体となり、会場のテンションは最高潮に達した。

『ALL MY BEST』はCDのみならず考えうる多種多様なフォーマットで販売となったが、CDを除く全てのバージョンは再生産されない限定出荷だが、すべての商品が瞬く間に出荷され在庫はゼロの状況になっている。見つけ次第即買いしないと、入手は困難になっているようだ。

いろんな世代、いろんなオーディエンスに聞いてほしいという気持ちをこめてあらゆるフォーマットで発売に踏み切った倉木麻衣だが、やはり各々で購入層に特徴が現れている。USBメモリはパソコンユーザーからの人気でウェブからの売り上げが一番のシェアを占めている。ヨドバシAKIBAによれば、CDを除く他メディアではダントツに売れているのがこのUSBで、CD購入が30代に多いことに比べ、USBは20代から多く購入されているとのこと。

マイクロSDは携帯電話での使用を想定したフォーマットだけに、やはりモバイルからの予約が一番多かったという。10代を中心に若い世代からのリアクションが高いフォーマットとなっている。一方アナログレコードは同日発売となったビートルズのリマスターBOXセットとのまとめ買いが目立ったとのこと。やはりアナログユーザーが多く足を運ぶ外資系CDショップで好調な売れ行きをみせている。

他、MDは男性に人気が高く、主にドライバー層による購入が目立ったとのこと。一方カセットテープは、デザインが「かわいい!」と意外にも女性を中心に人気がでているらしい。

様々な場所で、様々なリスナーが、それぞれの思い思いに一番フィットする音楽を購入する…、そんなこれからの音楽との付き合い方が、倉木麻衣の作品に見え隠れしたようだ。
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