細野晴臣、一夜限りの映画音楽コンサート<映画を聴きましょう>開催

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創刊90周年を迎えた映画雑誌『キネマ旬報』の記念イベントとして、12月24日に恵比寿ザ・ガーデンホールにて細野晴臣プロデュースによる一夜限りの映画音楽コンサート<映画を聴きましょう>が開催される。

『キネマ旬報』は、1919年(大正8年)7月に創刊された日本でいちばん古い映画雑誌で、当時、東京高等工業学校(現・東京工業大学)の田中三郎ら学生4人が、アート紙4ページ、月に3回「1」のつく日に外国映画専門誌として発刊していたが、戦時統制を理由に1940年12月をもって終刊した。しかし、1946年3月に「再建」し、1951年10月に復刊。以降、毎月2回(5日・20日)発行の体裁で現在に至っている。1924年度(大正13年)より選定した“キネマ旬報ベスト・テン”は、戦争による中断があったものの継続的に選出され続けており、2009年のベスト・テンで83回目を数える。これはアメリカのアカデミー賞より1回多く、世界最古の現存する映画賞として知られている。

映画音楽コンサート<映画を聴きましょう>は、映画『ナビィの恋』の音楽監督磯田健一郎率いる“といぼっくす”と細野晴臣グループによる二部構成で行なわれ、ニーノ・ロータ、モーリス・ジャール、カルロ・ルスティケリなどの作品や、黒澤映画などの邦画作品、そして細野晴臣の映画音楽作品まで、スタイリッシュな演出で演奏される予定だ。

チケットの一般発売は、11月21日より各プレイガイドにてスタート。今年のクリスマスイヴは、『銀河鉄道の夜』、『人間の約束』、『ほしをつぐもの』、『メゾン・ド・ヒミコ』『グーグーだって猫である』など、自らも多くの映画音楽を手掛け、独自の視点で映画と音楽に携わってきた細野晴臣のオールタイム・ベストな映画音楽とともに過ごす、なんて贅沢も良さそうだ。

キネマ旬報創刊90周年記念イベント
細野晴臣プロデュース・ライヴ<映画を聴きましょう>
日時:2009年12月24日(木) 18:00開場/19:00開演
会場:恵比寿ザ・ガーデンホール
出演:細野晴臣グループ(細野晴臣・浜口茂外也・コシミハル・今堀恒雄・高田漣・伊賀航・神田智子・高遠彩子)、といぼっくす(磯田健一郎・大城正司・木ノ脇道元・啼鵬・高田元太郎・齋藤孝ほか)
チケット料金:全席指定 前売 7,800円(税込)/当日 8,300円(税込)
チケット発売:2009年11月21日より各プレイガイドで一斉発売
[問]ホットスタッフプロモーション 03-5720-9999(平日16時~19時)
※未就学児童のご入場はお断りいたします。

◆細野晴臣オフィシャルサイト
◆『キネマ旬報』創刊90周年記念イベント
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