ストリングスを知り尽くした作曲家によるライブラリ「LA SCORING STRINGS」

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クリプトン・フューチャー・メディアは、AUDIOBRO社のストリングス・ライブラリ「LA SCORING STRINGS」を発売した。テレビの音楽制作において数多くの経歴を持つ作曲家/プロデューサーAndrew Keresztes氏の経験と、コンピューター上での音楽制作やストリングスに関する豊富な知識を基に「自然な音のつながり」に徹底的にこだわったライブラリとなっている。

「LA SCORING STRINGS」は、テレビジョンの音楽制作において40以上の経歴を持つ作曲家/プロデューサーであるAndrew Keresztes氏率いるAUDIBRO社が制作した新しい次元の再現性、表情、および演奏性をもたらすストリングス・ライブラリ。

サウンドの心臓部は「リアルレガート」のパッチ。アンサンブルはすべて映画音楽用の大きなスタジオで個別にレコーディング。これはサンプル・ライブラリでありがちな「全く同一のサウンド」を避けるべく異なる奏者に演奏してもらっているため。その結果、少人数、中人数、大人数のセクションともに非常に滑らかでまとまりのある構成になるという。セクションを分割したディヴィジによる収録も特徴で、たとえば、バイオリンではソロのほか、アンサンブルには、4人編成A、4人編成B、8人編成、16人編成のフルセクションミックスといったパッチが収録されている。また、ソロ演奏もゲストではなく、セクションの首席奏者によるものなので、セクションとの相性もバッチリ決まる。

各プレイヤーの演奏はオーケストラのコンサートと同じ位置でレコーディングされ、伝統的なオーケストラの楽器配置でミックスされているので、雄大なストリングスのミックスを簡単に構築することができるのもポイント。同時に、位相問題が起こらないように細心の注意を払っているため、インストゥルメントをあらゆる位置にパンさせることが可能となっている。再生エンジンにはNative Instruments KONTAKT PLAYER 3採用。KONTAKTスクリプト・プロセッサにより各インストゥルメント独自のGUIやエフェクトなどを搭載するほか、最大64パートマルチティンバー/同時発音数無制限といった特徴を備える。

<動作環境>
OS:Windows XP/Vista、MacOS X 10.4以降(10.5対応)
CPU:Pentium IV/Athlon 2.8GHz以上、G5 1.8GHz/Intel Core Duo 1.66GHz以上
メモリ:2GB以上を推奨
ハードディスク:約40GB以上の空容量
必要環境:インターネット接続環境、DVDドライブ

<対応インターフェース>
VST2.4、AudioUnits、RTAS、スタンドアロン対応

◆LA SCORING STRINGS (LA スコアリング・ストリングス)
価格:オープン(市場予想価格147,000円前後)
制作元:AUDIOBRO
収録メディア:DVD-ROM 5枚組、CD/CD-ROM 1枚
リリース時期:2009年11月

◆LA SCORING STRINGS 製品詳細ページ
◆クリプトン・フューチャー・メディア

◆BARKS 楽器チャンネル
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