木村カエラ、2010年に初ベスト盤&アリーナ・ツアー決定

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6月に5thアルバム『HOCUS POCUS』を発売、7月にはデビュー5周年を記念した野外ライヴ・イベント<GO!5!KAELAND>を横浜・赤レンガパーク野外特設ステージで行なって大成功を収めた木村カエラが、9月より<LIVE HOUSE TOUR“HYPER 39 TOUR>をスタート。追加公演含め全35公演、約4ヵ月間にわたって行なわれた本ツアーが、12月6日(日)横浜BLITZで最終日を迎えた。

◆<LIVE HOUSE TOUR“HYPER 39 TOUR>~画像~

バンドのメンバーに続いてカエラが登場すると、一気にステージに人が押し寄せ、大歓声とたくさんの拳が出迎える。1曲目「Dear Jazzmaster '84」から「マスタッシュ」「Yellow」「TREE CLIMBERS」とアップ・チューンを連発。観客たちも拳を振り上げての大合唱で応えた。

「“HYPER 39 TOUR”にようこそ! 天気も超いいし、最高の日だね!」と挨拶したあとは、カラフルでポップな「Jeepney」「Phone」「HOUCUS POCUS」「リルラ リルハ」を聴かせる。「Phone」ではアウトロでピアノのフレーズをカエラが弾き、キーボードの中村圭作と一緒にプチ・コンチェルト。最後に「ホットペッパーの唄」のメロディが混じるという遊び心。そして「HOUCUS POCUS」では、渡邊忍がデジタルドラムを操り、色々な音が入り混じりながらのキュートな“おまじない”で、横浜BLITZをカラフルに染めた。

ライヴ中盤は「どこ」「ワニと小鳥」「キミニアイタイ」の珠玉曲で、観客たちを魅了。「今回のツアーの中でもすごく特別なような気がする曲」という「Butterfly」は感情がたっぷり入った渾身の歌で、一気に惹きつけた。続く「Circle」「Another World」では、より幻想的に。ゆらゆらと揺らしながら一気にスパーク。心地よい余韻を残したまま「ラスト3曲、最後だからみんなで盛り上がろう!」と盛り上がり必至のアップ・チューン「STARs」「Jasper」「BANZAI」で、フロアで起こったグルーヴの波に、メロディ・ビートでお返し。という大熱狂のまま、本編を終了させた。

ちなみにこの日は黒のスキニーにトロール人形がプリントされたTシャツをラフに着ていたカエラ。前日はマイケル・ジャクソンのTシャツだったことに触れ、バンドが即興で「Beat It」を演奏し、カエラがマイケル・ダンスを披露(!)。「ホットペッパーの曲やって」という観客の声に応え、生「ホットペッパーの唄」も披露。「もう1回」コールに応えてBPM速めヴァージョンも聴かせてくれた。この掛け合いもライヴハウス・ツアーならではだ。

アンコールでは「BEAT」「You know you love me?」の2曲を終えたあと、「ここでみんなにお知らせがあります。2010年の…2月に…ベスト・アルバムが出まーす!! そして……3月に、武道館2days! いいライヴするから遊びに来て!」と、ベスト・アルバム『5years』(初回盤は2枚組)の発売と、東・名・阪のアリー・ナツアーの開催を発表! 突然の嬉しいニュースに、アンコール・ラストの「Magic Music」では観客たちがいつにも増して高くジャンプして弾けまくる熱狂ぶり。終了後もカエラ・コールが止まず、急遽Wアンコールとして予定になかった「happiness!!!」を演奏、ツアーのラストをハッピーにして締め括ったカエラ。

今後も3回目となるライヴ・イベント<オンナク祭オトコク祭2009>の開催、初のNHK「紅白歌合戦」への出場を控え、2010年にはベスト・アルバム、アリーナ・ツアーへと続く。本ツアーを経て、さらにタフに、濃密になったカエラの世界観を見せてくれるのは間違いない。

文●高橋公子
写真●三吉ツカサ

◆木村カエラ オフィシャル・サイト
◆コロムビア オフィシャル・サイト
◆ホットペッパー・ホームページ
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