ガンズ・アンド・ローゼズ大阪公演、3時間超の熱狂
◆ガンズ・アンド・ローゼズ大阪公演から「Welcome to the Jungle」映像
2009年12月16日、今回のワールド・ツアーにおける3本目の公演を京セラドーム大阪で行なったガンズ・アンド・ローゼズ。大阪公演自体は2007年の夏以来ということになるが、この夜のライヴが幕を閉じたのは、実に日付が翌日に変わってからのことだった。
◆ガンズ・アンド・ローゼズ大阪公演、3時間超の熱狂 ~画像編~
前回の来日時に続いてオープニング・アクトに起用されたムックの演奏が終わり、「機材トラブルによるガンズの演奏開始遅延」がアナウンスされると、ドーム内には一瞬のどよめきが。実際にふたたび場内が暗転し、2008年11月にリリースされた最新アルバムの表題曲である「チャイニーズ・デモクラシー」を起爆剤としながらアクセル・ローズと仲間たちがステージ上に姿を現した頃、すでに時刻は午後9時をまわっていた。
バンドはその瞬間から、実に3時間を超えるライヴ・パフォーマンスを披露。アンコールの最後の最後、「パラダイス・シティ」で場内が赤い紙吹雪にまみれ、その演奏終了後、さらなる声援に応えてステージ上に並んだメンバーたちが客席に向けて二度ほど深く頭を下げたのは、12月17日の午前0時12分のことだった。
観客のなかには公共交通機関での帰宅が不可能になった人たちも目立ち、タクシーの争奪戦が繰り広げられることになったが、少なくとも筆者が言葉を交わす機会のあったファンたちは、誰もが“奇跡のライヴ”について満足を、あるいはそれ以上の感動を語っていた。
ガンズ・アンド・ローゼズはこのあと12月19日に東京ドーム公演を控えており、そこで余分な先入観なく彼らのステージに接することを望んでいる人たちのためにも、あまり具体的な演奏内容などについて記すことは控えておく。
が、「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」や「ユー・クッド・ビー・マイン」といった大半のファンが求めている楽曲のみならず、これまでの台北とソウルでの公演では演奏されてこなかった楽曲も多数披露され、最新作の『チャイニーズ・デモクラシー』からも大半の楽曲をプレイ。ガンズ公演の演奏曲目は常に確定的なものではなく、“演奏候補曲リスト”のようなものと“流れ”のパターンが用意されているだけで、ステージ上のアクセル自身のその場での判断によって“次の曲”が決められている。当然ながら、それら候補曲のすべてが披露されることは皆無に等しいはずなのだが、この夜はほぼ全曲に近い数が演奏されたものと考えていいはずだ。
「3時間も演奏したのは大阪のせいさ」
ステージ上のアクセルは笑顔でそう語っていた。もちろんそれは「大阪のオーディエンスが素晴らしかったから」という意味である。さて、果たして彼はこの19日、東京ドームではどのような言葉を吐くことになるのか? 大阪公演と同様にサプライズ・チューンの炸裂も実現するのか? まだこの期に及んでも観るべきか否かを迷っているあなた、是非、東京ドームでお会いしましょう。
また、本稿はいわば、表向きのニュース原稿というべきもの。あくまで私的な“裏”の原稿も近いうちにアップするつもりだ。さらに蛇足ながら、あまりに細かいネタはTwitterにて。アクセル自身のTwitter更新も楽しみなところだ。
増田勇一
◆twitter.com/axlrose
◆twitter.com/youmasuda
◆ガンズ・アンド・ローゼズ大阪公演、3時間超の熱狂 ~画像編~
前回の来日時に続いてオープニング・アクトに起用されたムックの演奏が終わり、「機材トラブルによるガンズの演奏開始遅延」がアナウンスされると、ドーム内には一瞬のどよめきが。実際にふたたび場内が暗転し、2008年11月にリリースされた最新アルバムの表題曲である「チャイニーズ・デモクラシー」を起爆剤としながらアクセル・ローズと仲間たちがステージ上に姿を現した頃、すでに時刻は午後9時をまわっていた。
バンドはその瞬間から、実に3時間を超えるライヴ・パフォーマンスを披露。アンコールの最後の最後、「パラダイス・シティ」で場内が赤い紙吹雪にまみれ、その演奏終了後、さらなる声援に応えてステージ上に並んだメンバーたちが客席に向けて二度ほど深く頭を下げたのは、12月17日の午前0時12分のことだった。
観客のなかには公共交通機関での帰宅が不可能になった人たちも目立ち、タクシーの争奪戦が繰り広げられることになったが、少なくとも筆者が言葉を交わす機会のあったファンたちは、誰もが“奇跡のライヴ”について満足を、あるいはそれ以上の感動を語っていた。
ガンズ・アンド・ローゼズはこのあと12月19日に東京ドーム公演を控えており、そこで余分な先入観なく彼らのステージに接することを望んでいる人たちのためにも、あまり具体的な演奏内容などについて記すことは控えておく。
が、「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」や「ユー・クッド・ビー・マイン」といった大半のファンが求めている楽曲のみならず、これまでの台北とソウルでの公演では演奏されてこなかった楽曲も多数披露され、最新作の『チャイニーズ・デモクラシー』からも大半の楽曲をプレイ。ガンズ公演の演奏曲目は常に確定的なものではなく、“演奏候補曲リスト”のようなものと“流れ”のパターンが用意されているだけで、ステージ上のアクセル自身のその場での判断によって“次の曲”が決められている。当然ながら、それら候補曲のすべてが披露されることは皆無に等しいはずなのだが、この夜はほぼ全曲に近い数が演奏されたものと考えていいはずだ。
「3時間も演奏したのは大阪のせいさ」
ステージ上のアクセルは笑顔でそう語っていた。もちろんそれは「大阪のオーディエンスが素晴らしかったから」という意味である。さて、果たして彼はこの19日、東京ドームではどのような言葉を吐くことになるのか? 大阪公演と同様にサプライズ・チューンの炸裂も実現するのか? まだこの期に及んでも観るべきか否かを迷っているあなた、是非、東京ドームでお会いしましょう。
また、本稿はいわば、表向きのニュース原稿というべきもの。あくまで私的な“裏”の原稿も近いうちにアップするつもりだ。さらに蛇足ながら、あまりに細かいネタはTwitterにて。アクセル自身のTwitter更新も楽しみなところだ。
増田勇一
◆twitter.com/axlrose
◆twitter.com/youmasuda
この記事の関連情報
MUCC、結成日に27周年記念番組『徹底解剖!『愛の唄」&「Love Together」』を生配信
MUCC逹瑯がMCの配信番組『いじくりROCKS!』、初有観客イベントのゲストにランズベリー・アーサーと冠徹弥
MUCC、移籍第一弾シングル「愛の唄」リリースイベントは3つの企画
DEZERT × MUCC × AKi、<PARTY ZOO>と<M.A.D>の融合イベントを今夏開催「最高の夏祭りに」
MUCC、全国ツアー<Love Together>サポートバンド全10組を発表
MUCC逹瑯とNoGoD団長がMCの配信番組『いじくりROCKS!』、50回目の記念放送にLUNA SEA河村隆一
MUCC、3度目のメジャー移籍第一弾シングル「愛の唄」を6月リリース+ツアー詳細決定「27年目にしてまた」
ニッキー・シックス、モトリー・クルーとガンズ・アンド・ローゼズのツアー「やろうとしたが…」
<LuckyFes’24>第2弾出演アーティストに新しい学校のリーダーズ、edhiii boi、SUPER★DRAGON、MUCCら14組