『X Factor』優勝者のデビュー・シングルを破り、「Killing In The Name」がUKクリスマス・チャートのNo.1に輝いたレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのフロントマン、ザック・デ・ラ・ロッチャが、喜びの声を上げた。

これは、過去4年『X Factor』の優勝者がリリースするデビュー・シングルがクリスマスNo.1を独占していることに異を唱えたファンがFacebookでスタートしたキャンペーンが発端。メディアが取り上げたことで、サイトには75万人以上が登録した。

ザックはBBCラジオ1でこう話した。「俺ら、No.1になったことにもんのすごく興奮している。素晴らしいキャンペーンだった。この不毛なポップ独占劇を打倒しようと、UKの若者が取った自発的なアクションだ」

またギタリストのトム・モレロも「アナーキーなクリスマスの奇跡だ!!! ありがとう」とのコメントを発表。

RATMは先週、シングルの売り上げはチャリティに寄付したいと話している。また1位になった暁には2010年、UKで無料の“勝利のギグ”を開くとも宣言していた。

一方、このチャート・バトルに破れた『X Factor』のプロデューサー、サイモン・コーウェルは「ジョー(優勝者)のことを思うとガッカリだが、Facebookのキャンペーンをスタートしたジョンとトレイシーにはお祝いを言わなきゃならない」とBBCに話している。「土曜日、彼らに電話したんだ。勝敗はべつにして、彼らはクリスマスNo.1をめぐるこのレースをエキサイティングなものにしてくれた」

週半ば、RATMの1位獲得は難しいのではないかとの予想もなされたが、打倒『X Factor』への結束は強く、最後の追い上げに、チャートが集計される最終日(12月19日)1日でおよそ10万枚もの「Killing In The Name」がダウンロードされたとみられている。

Ako Suzuki, London