ニュース・最新情報
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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、バンド結成時「成功したいなんて野心ゼロ」
トム・モレロ(G)によると、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは結成時、商業的に成功したいとの野心は全くなかったそうだ。
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トム・モレロ、スラッシュとのコラボやE・ヴァン・ヘイレン追悼曲を収録したEP発売
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロ(G)が今週金曜日(10月30日)、新EP『Comandante』をリリースする。
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トム・モレロ、天才ロック少女にギターをプレゼント
先月終わり、<Black Lives Matter>を訴え、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの「Guerrilla Radio」を1人3役(ギター、ベース、ドラム)でカヴァーした映像を公開し話題となった10歳の少女Nandi Bushellちゃんのもとにトム・モレロからサプライズ・プレゼントが届いた。
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ブラック・サバス、<BLACK LIVES MATTER>特製チャリティTシャツを発売
ブラック・サバスが、<BLACK LIVES MATTER>運動を支援し、バンドの公式アパレル・オンラインストア(Blacksabbathapparelshop.com)でオリジナル・チャリティ・Tシャツの販売を開始する。
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コーチェラ・フェスティバル、2020年は完全中止
アメリカ最大級のフェスティバル<コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル>は3月、新型コロナウイルスの影響で、開催日を4月から10月に変更していたが、まだ先が見通せないことから、今年は完全中止が決定された。
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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、北米ツアー延期で活動再開に遅れ
今年春から、約10年ぶりとなるツアーを開催するはずだったレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが、北米ツアーの全日程を来年に延期した。
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コーチェラ・フェスティバル、4月の開催を10月に延期
来月開かれる予定だったアメリカの大規模なフェスティバル<コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル>が、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念し、開催を10月に延期すると発表した。
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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、10年ぶりとなるツアー開催を発表
昨年、活動再開を発表したレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが、北米およびヨーロッパにおけるツアーの日程を発表した。
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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、コーチェラ・フェスティバルに出演
今年活動を再開するレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが、4月に米カリフォルニアで開かれるコーチェラ・フェスティバルに出演することが正式に発表された。
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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、活動再開。プロフェッツ・オブ・レイジは解散
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが、2020年、コーチェラ・フェスティバルへの出演をはじめ、北米で数公演開くことを発表した。
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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、世界初の公式フィギュアが登場
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが、ロック・アーティストのブロックトイ・フィギュアを多数手がける「brokker ブロッカー」シリーズに登場する。
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ロックの殿堂(2019年)、候補15アーティスト発表
<2019年 ロックの殿堂>の候補15アーティストが発表された。
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ブラッド・ウィルク、糖尿病との生活を語る
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン/プロフェッツ・オブ・レイジのドラマー、ブラッド・ウィルクが、20年以上患う糖尿病に関するメッセージをインスタグラムに投稿した。
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ブラッド・ウィルク、パール・ジャムのオーディション体験を語る
元レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン/現プロフェッツ・オブ・レイジのドラマー、ブラッド・ウィルクが、デビュー・アルバム『Ten』(1991年)をリリースする直前のパール・ジャム(エディ・ヴェダー)からバンドに加入しないかと誘われたときのことを振り返った。
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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン+パブリック・エナミーの新バンド、初ライブ
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロ(G)、ティム・コマーフォード(B)、ブラッド・ウィルク(Dr)とパブリック・エナミーのチャックD、サイプレス・ヒルのB=リアルが結成した新バンドProphets of Rageが、火曜日(5月31日)LAのクラブWhisky A Go Goでライブ・デビューを飾った。
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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、活動再開ではなくスーパーグループ結成?
火曜日(5月17日)、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンとパブリック・エナミーを暗示する告知があり、2バンドのジョイント・ツアー開催、すなわちレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの活動再開が期待されたが、ちょっと違うようだ。
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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、パブリック・エナミーと共同ツアー?
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが活動を再開するのかもしれない。
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『レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン ライヴ』を爆音で堪能せよ
9月30日にリリースされるライヴDVD『レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン/ライヴ・アット・フィンズベリー・パーク 2010』が東京と大阪にて爆音上映されることが発表された。
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スマッシング・パンプキンズ、ツアーにブラッド・ウィルクが参加
スマッシング・パンプキンズがニュー・アルバムのリリース『Monuments To An Elegy』を記念し、11月末、ヨーロッパでスタートするスペシャル・ツアーにレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのブラッド・ウィルク(Dr)とザ・キラーズのマーク・ストーマー(B)が参加することが発表された。
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レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド、ブラック・サバスに誘われずガッカリ
ブラック・サバスの最新アルバム『13』で、リユニオンに参加しなかったビル・ワードの代わりにレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのブラッド・ウィルクがドラムをプレイしたが、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミスはそのことに嫉妬しているそうだ。
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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、90年代ロックの金字塔『Rage Against the Machine』20周年記念盤リリース決定
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのデビュー作『Rage Against the Machine』の20周年記念盤が、USで11月27日、日本では11月28日にリリースされる。
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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、「多分ね…多分」と新曲を暗示
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンがニューアルバム制作に取り掛かっている可能性が出てきた。
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過去25年で最も偉大なへヴィメタル・デビュー・アルバム
2011年で創刊25周年を迎えるメタル専門誌「METAL HAMMER」が、「過去25年間で最も偉大なデビュー・アルバム」を決める企画を実施、読者投票の結果が発表となった。
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クラシック・ロック・アワーズ、ノミネート発表
UKの音楽誌『Classic Rock』が主催するアワーズ<Classic Rock Roll Of Honour Awards>のノミネートが発表された。
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これぞロック・バイブル、映画『BECK』インスパイアード・アルバム
9月4日に公開となる映画『BECK』から、その世界観を体現させるような洋楽ロック作品が結集したコンピレーションが発売となる。
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ワン・デイ・アズ・ア・ライオン、ウォーミング・アップ・ギグを緊急決行
ザック・デ・ラ・ロッチャが、元マーズ・ヴォルタの超絶ドラマー、ジョン・セオドアと発動させた新プロジェクト:ワン・デイ・アズ・ア・ライオン。
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[クロスビート特選ニュース] レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、新作を制作?
英オーディション番組『X-Factor』出身者とのチャート対決を制したレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが勝利の暁として公約していたフリー・ライブが6月6日、ロンドンのフィンズベリー・パークで開催された。
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ついに本格始動、ワン・デイ・アズ・ア・ライオン、初パフォーマンスはフジロック
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのザック・デ・ラ・ロッチャが、元マーズ・ヴォルタの超絶ドラマー、ジョン・セオドアと発動させたプロジェクト:ワン・デイ・アズ・ア・ライオンで、初来日を果たすことが発表された。
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オジー・オズボーン、クイーンもロニー・ジェイムズ・ディオを追悼
オジー・オズボーンが、ロニー・ジェイムズ・ディオへの弔辞を発表した。
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MOJOアワーズ、ノミネート発表
英音楽誌『MOJO Magazine』が主催するアワーズ<MOJO Honours List>のノミネートが発表された。
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プロフィール・バイオグラフィ・リンク
こう言うと矛盾して聞こえるかもしれない。しかし、Rage Against The Machineにしてみれば、この言葉は単に、彼らが心の底から社会という悪魔と戦っていることを表しているに過ぎない。そして彼らが契約したレーベル、Epic Associated(Sonyの子会社)もまた、この4人組のおかげで大いに利益を得ている。
ヴォーカルのZack de la Roche、ギタリストのTom Morello、ベーシストのTimmy C.、そしてドラマーのBrad Wilkから成るL.A.出身のバンドRage Against The Machine(RATM)。彼らが初めてパフォーマンスを披露したのは、'91年、友人宅のリビングルームであった。それからわずか2年と経たないうちに、Epicレーベルからリリースされた彼らのデビューアルバムがストリートを席巻することとなる。
RATMがこれほど短期間に頭角を表したきっかけの1つとして挙げられるのが、'92年に作られた12曲入りのカセットテープである。当時4人は、そのカセットテープを自分たちの手で約5000本売りさばいた。加えて、彼らの圧倒的なライヴもまた大きな評判を呼んだ。タフなラップとリズムのハードなロックをブレンドした音楽自体は決して新しいものではない――事実、'80年代半ば以降、多くのバンドがこの2つの要素を組み合わせたサウンドを打ち出してきた。だが、RATMのそれは他の誰よりも優れているうえ、そこにシリアスで政治的なひねりが加えられている。彼らの音楽とは、革命を求めて怒り狂う叫びそのものだ。そしてその怒りを、この男たちは実際に行動で示してみせるのである。
4人はこれまで、Rock For ChoiceやLeonard Peltier Defense Fund、United Farm Workers、死刑囚Mumia Abu Jamal解放キャンペーンなど、様々な運動に携わってきた。「迫害を受けた人たちの解放」こそがバンドの永遠のテーマであり、帝国主義に傾きつつあるアメリカを公然と非難した2ndアルバム『Evil Empire』や、3rdアルバム『The Battle Of Los Angeles』においても、彼らは一貫してこのテーマを追求し続けている。さらに、U2をサポートしたスタジアムツアーなど、最近のライヴ活動から得た純収益はすべて、こうした様々な運動のために費やされている。
では、RATMのファンには彼らの過激なメッセージが聞こえているのか?
それとも、彼らは単に激しく脈打つリズムだけを聞いているのだろうか?
狂信的な右翼人間たちは、おそらくこれからも怒声を浴びせ続けるに違いない。しかし、ファンの中には、確かにRATMの「武器を取れ」という言葉に耳を傾けている人がいる。それ以外の人にとっては、どうでも良いことかもしれないが、そういった人たちもまた、バンドが愛してやまない社会活動の数々へ、間接的に金を注ぎ込んでいることになる。そして皮肉なことに、同時に大企業の利益増大に一役買ってもいるのだ。実際、RATMが成功を収めた後、似たようなグループがいくつも出現しているのだから。
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