RIP SLYME、マニアックに大盛況となった恒例クリスマス・ライヴ

◆RIP SLYME、マニアックに大盛況となった恒例クリスマス・ライヴ ~画像編~

本編は4つのブロックで構成されていたが、Bブロックでは、メンバーそれぞれが勝手に選んだというマニアックな曲を披露。まずはFUMIYAが「これは奇跡!」と選んだ、「BOUND to REBOUND」。そしてRYO-Zが「知らねーって顔やめてね」とドキドキしながらセレクトした「BLACK DADA」に続き、ILMARIが「俺のレコードをサンプリングした曲なんだけど、FUMIYAからレコードが返ってこないんだよ…」と愚痴った「光る音」が披露された。PESは「いい曲だね~」と「Why」をセレクトし、最後にSUが「くるりの岸田くんがユーミンとコラボしてるの悔しくない?そういう感じの曲です。」とセレクトした「ナイトライダー」でBブロックは締めくくられた。
Cブロックでは、初めてRIP SLYMEのライブに来た人の為にと少し耳なじみのある曲を披露したが、ここはクリスマス・ライブのスペシャルなステージだけあり、いつもとは違うバンド・バージョンでパフォーマンス。リップの代表曲「One」や「Present」では、FUMIYAもアコースティック・ギターやパーカッションで参加、彼らの多彩ぶりも垣間見られるブロックだった。中でも目を引いたのが、バンド・バージョンで披露された「熱帯夜」。曲が始まると、突如ステージ後方にセクシーなポールダンサーが登場、会場も一気に盛り上がり、寒いクリスマスの夜が熱帯夜と化した。

本編は、しっとりしたクリスマス・ソング「Supreme」で幕を閉じ、アンコールでは、RYO-Zが1人で登場し、いきなりブルースの名曲「MANNISH BOY」を熱唱。会場から少し苦笑が起こる中、他のメンバーもステージに再登場。するとRYO-Zから「この曲は、マニアック・ランキング、ぶっちぎり最下位でした。総投票数は4票」との告白で、またまた会場は大爆笑。
さすがにRYO-Zの「MANNISH BOY」では終われないと、続けて「マタ逢ウ日マデ」「Beauty Focus」が披露され、マニアックな夜は大盛り上がりのうちに閉幕した。
「知らない曲ばっかなのに、最後まで楽しんでくれてありがとう!」と感謝の気持ちとともに、会場はシャボン玉でいっぱいになった。
<RIP SLYME X'mas LIVE 2009 MANIA“C”HRISTMAS>
2009年12月25日(金)
@赤坂 BLITZ
・星に願いを (J-Wave冬のキャンペーン・ソング)
・Hot chocolate
・Underline No.5
・BOUND to REBOUND (FUMIYAセレクト)
・BLACK DADA (RYO-Zセレクト)
・光る音 (ILMARIセレクト)
・Why (PESセレクト)
・ナイトライダー (SUセレクト)
・one
・Present
・熱帯夜
・ステッパーズ・ディライト
・NP
・花火 (第5位)
・運命共同体 (第4位)
・ジグソウル (第3位)
・M・I・L・K (第2位)
・Disco-munication (第1位)
・Supreme
-encore-
・MANNISH BOY (RYO-Zソロ)
・マタ逢ウ日マデ
-W encore-
・Beauty Focus
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