ザ・クロマニヨンズ、ツアー初日をDVD化

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2009年11月11日のSHIBUYA-AXを皮切りに、約5ヵ月間にわたる全国ツアー<MONDO ROCCIA'09-'10>を敢行中のザ・クロマニヨンズが、2月2日(火)初日以来3ヵ月振りに東京へ戻り、渋谷C.C.Lemonホールにてライブを行なった。

一瞬でソールドアウトとなったこの日も、ファンの熱気で会場内は開演前から気温が上昇している。いつも通り、ほぼ定刻通りに開始されたロックンロール祭りの始まりは、重厚なドラミングが心地良い「ジャングル・ジャミン」から。「ニューアルバムからどんどんやるよー」とのヒロトのMC通り、最新アルバム「MONDO ROCCIA」からの楽曲が次々に演奏される。すでに何年もライブで演奏してきたかのような会場の一体感だ。

ギターのリフが印象的な「ジョニークール」では、“ゴー! ジョニー ゴー!”と大合唱し、続いてギターイントロが鳴っただけで会場が沸きに沸いた「突然バーン」でも大合唱。ヒロトの歌をかき消すかのオーディエンスの咆哮が、会場の熱を表わしていた。

怒涛の25曲約90分間の熱いステージは一気に走り抜けていったが、この日はザ・クロマニヨンズにとって初となるライブ映像作品の発売がアナウンスされた。現在進行形の<MONDO ROCCIA'09-'10>、その初日であったSHIBUYA-AXの模様を余すところなく収録したライヴ映像だ。当日演奏された全楽曲はもちろんのこと、MCまでもが収録されるという。

ライブ映像作品は、演奏/演出等が整ってくるツアー後半の模様を収めるのが常であるが、彼らの場合は全国ツアー初日の模様を商品化してしまうという。しかも発売はツアー最終日に合わせた速攻発売。普通では考えられない内容だが、ライヴバンドとしてのポテンシャルの高さ、瞬発力の強さ、本能的にほとばしるパッションの魅力を、有無を言わさぬ説得力で見せ付ける彼らだからこその、孤高の作品となることだろう。

なお商品は、初回生産限定盤と通常盤の2形態で発売されれ、DVDのみの通常盤に対して、初回盤はリストバンドとツアースタッフパスが同封される豪華デジパック・パッケージとなる。ライブ必須アイテムのリストバンドは、ツアーグッズでも手に入れることのできないアイテムなので、見逃せないところだ。

「MONDO ROCCIA '09.11.11」
2010年3月24日発売
初回:BVBL-29/30 \4.900(税込)
※DVD(デジパック仕様)+リストバンド+ツアースタッフパス同封
通常:BVBL-31 \4.200(税込)
※DVDのみ
1.ジャングル・ジャミン
2.ジョニークール
3.突然バーン
4.アウト
5.メガトンブルース
6.東京ジョニー ギター
7.酒じじい
8.恋に落ちたら
9.炭酸
10.渋滞
11.ムーンベイビー
12.フンカー
13.エロこそすべて
14.スピードとナイフ
15.悲しみのロージー
16.鉄カブト
17.グリセリン・クイーン
18.ギリギリガガンガン
19.紙飛行機
20.エイトビート
-ENCORE-
1.メインジェット
2.ネギボーズ
3.タリホー
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