サカナクションの初武道館公演に、1万1000人は歓喜の嵐

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10月8日、サカナクションが初の日本武道館公演<SAKANAQUARIUM 21.1 (B)>を開催した。まさに彼らの今の勢いを表すかのようなパワーとテクニック。21曲、2時間半にわたって行なわれたパフォーマンスに、オーディエンス1万1000人からは、歓喜の拍手がサカナクションの5人へと降り注がれた。

◆サカナクション画像@2010.10.08<SAKANAQUARIUM 21.1 (B)>

2008年に東京に本格進出して2年目での初の武道館公演。チケットは発売当日に立ち見席も含めてすべてソールドアウトとなっていた。

武道館内に足を踏み入れると、開演前からステージには暗い深海の映像が映し出されおり、この日本武道館が“SAKANAQUARIUM”であることを認識。静かな緊張感に会場は包まれていた。開演時刻を5分ほど過ぎて、オーディエンスの緊張感が頂点に達する瞬間が訪れる。照明は暗くなり、会場は海の深部へ潜行開始。いよいよメンバーがステージに姿を見せる。

序盤は「Ame(B)」「ライトダンス」「セントレイ」とアップテンポの連続で、武道館を圧倒。「すごい!」「やばい!」という声が客席のあちらこちらで聞こえ、武道館は早くも熱狂、大きく揺れる。中盤の「アンダー」「シーラカンスと僕」ではオイルアートとスモーク、そして深海を彷彿とさせるCG映像により“SAKANAQUARIUM”の最も深部へと潜り込んでいく。

「マレーシア32」「Paradise of Sunny」といったインストナンバーでは飛び交うレーザーと、ステージ正面のスクリーンに映し出されたオイルアート、そしてスモークの特殊効果とともに、カオティックなパフォーマンスが展開される。武道館はさながら、サイケデリック・エレクトロ・クラブとなる。

驚きはこのパフォーマンスの後。山口一郎(vo. / Gr)の口から「みんながまだ聞いたことのない曲です」という言葉とともに、新曲が披露されたのだ。この楽曲は、この日のために現在制作中ながら特別に演奏された未発表楽曲。凛としたメロディーとエモーショナルなサウンドは、今後のサカナクションの方向性を推測する意味でも貴重な演奏となった。なお同曲のリリースは現在のところ未定となっている。
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