DSDを誰でも手軽に!DSD対応オーディオ・フォーマット変換ソフト「AudioGate v2.1」登場

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コルグは、従来コルグのDSDレコーダーMRシリーズに付属しているオーディオ・フォーマット変換アプリケーションAudioGateのv2.1をリリース、あわせて、さらにより多くの人がDSDを楽しめるよう、フリー・ダウンロードとすることとなった。

コルグのMRシリーズは、超高解像度のオーディオ・フォーマットDSDで録音し、WAVやMP3など、目的ごとに最適なフォーマットにダウン・コンバートして使用するDSDレコーダー。そのコルグMRシリーズの最高のパートナーである「AudioGate」は、DSDマスターの持つ無限の可能性を引き出すために誕生し、いまやDSDレコーディングに不可欠な存在として世界中のスタジオで愛用されているソフトウェアだ。また、フォーマットのダウン・コンバートだけでなく、他のフォーマットからDSDへのアップ・コンバートも可能。そのほかオーディオCDのみならずDSDディスクの読み込み/書き込みも可能だ。

この「AudioGate」は従来MRシリーズ製品購入者だけが使用できるアプリケーションだったが、v2.1からフリー・ダウンロードとなり、MRシリーズの枠を超え、DSDの可能性をすべての人に届けることとなった。これにより、だれもが、DSDの魅力を体験することができるようになったというわけだ。フリー・ダウンロード開始は2010年11月15日の予定。

これまでDSDデータの鑑賞にはPC以外のハードウェアへの追加投資が必要となるなどハードルが高いものだった。しかし、「AudioGate」がフリーダウンロード公開されたことで、DSDの高音質をより手軽に楽しむ環境が整うことになる。お気に入りの楽曲をDSDでダウンロードして聴いたり、今あるファイルをDSDフォーマットへ変換したり、DSDの最高音質を「AudioGate」で手にできるというわけだ。

v2.1では、DSDファイル/PCM、MP3ファイル間のシームレスなファイル変換に加え、Twitter機能(Twitterアカウントによるアクティベーション方式の追加、オート・ツイート機能追加)、オートアップデート機能の追加がなされたほか、そしてコルグDSDレコーダーMRシリーズのユーザー以外の人(フリー・ユーザー)も使用できるようになっている。フリー・ユーザーの制限事項としては、ユーザー・サポートが受けられないほか、オート・ツイート機能をオフに設定することができないといった点が挙げられる(アクティベーション時、エクスポート時、およびディスク作成時に、インターネット接続環境が必須であり、使用するTwitterアカウントにAudioGateが自動ツイートすることを了承する必要がある)。

<動作環境>
●Windows
対応OS:Microsoft Windows XP Home Edition/Professional Edition Service Pack 3(32bit)、Microsoft Windows Vista Service Pack 2(32bit、64bit)、Microsoft Windows 7(32bit、64bit)
CPU:Intel Pentium III 1GHz以上
RAM:256MB以上(512MB以上推奨)
ソフトウェアのアクティベーションに、以下のいずれかが必要
・コルグMRシリーズ、およびWindowsの動作環境を満たすUSB 2.0ポート
・インターネット接続環境、および有効なTwitterアカウント
その他:オーディオCDおよびDSDディスクの作成には、書き込み型CD/DVDドライブが必要
●Macintosh
対応OS:Mac OS X 10.4以降
CPU:Apple G4/800MHz 以上(Intel Mac推奨)
RAM:256MB 以上(512MB以上推奨)
ソフトウェアのアクティベーションに、以下のいずれかが必要
・KORG MRシリーズ、およびMac OS Xの動作環境を満たすUSB 2.0ポート
・インターネット接続環境、および有効なTwitterアカウント
その他:オーディオCDおよびDSDディスクの作成には、書き込み型CD/DVDドライブが必要

◆AudioGate
◆コルグ
◆BARKS 楽器チャンネル
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