-異種格闘技対談-Ring【round2】第14回/Masato(coldrain)

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-異種格闘対談-Ring【round2】第14回

Masato(coldrain/Vo) / 逹瑯(Vo) ムック

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Masato:カラオケの十八番はエアロスミスです。モテ系を狙ってゆずとか歌ってたときもありましたけど(笑)。

――たしかに。国民性はあるよね。

逹瑯:けどさ、まったく媚びず厳ついことやてるDIR EN GREYが、チャートのトップに入る日本も捨てたもんじゃないなって思ったりもするけどね。すごいなぁ〜って思う。

――新しい世代はロックを支持しているんだろうからね。日本の音楽性も徐々に変化していくのかもね。

逹瑯:だと嬉しいね。つか、普通に女の子のアイドルで1番最初に好きになったのは?

Masato:鈴木あみです。

逹瑯:へ〜。なんかそっちのが最近な気がするわ(笑)。俺はちなみに広末涼子。

――どっちもナチュラル系だね。

逹瑯:どっちもアヒル口系だね(笑)。

Masato:ですね(笑)。ピュア系で(笑)。

逹瑯:カラオケって何歌うの?

Masato:十八番はエアロスミスですね(笑)。

逹瑯:本格的だね(笑)。

Masato:モテ系を狙ってゆずとか歌ってたときもありましたけど(笑)。

逹瑯:モテ系はゆずかぁ。ウチらの世代のモテ系曲はミスチルとかサザンだったなぁ。

――ところで、もう1問、Masatoくんが音楽をやる上でのいちばんのこだわりを聞いてたりもするのよ。なんだと思う?

逹瑯:音楽をやる上でのいちばんのこだわり? なんだろな? なぁに?

Masato:いろいろと刺激を受けることかなって思ってるんですよ。

逹瑯:うんうん。たしかに。そのとおりだと思うよ。俺もそう。自分から常にオリジナルが生み出せる人って、実はすごく稀なんだと思うんだよね。何かしら、見たり聴いたりしたことがきっかけになって、それを自分らしく表現していくんだと思う。いいなぁーって感じたことが、勉強になって、ふとしたときに出て来るんじゃないかなって。ライヴとかもすごく刺激になるしね。参考になるというより、いろいろな刺激を貰うっていう意味でね。

Masato:そうですね、すごく解ります。coldrainを始めていろんなバンドと対バンするようになって見えてきたこととか、すごいありましたからね。

逹瑯:あるよね。でも、規模が違うバンドはまったく参考にできなかったりもするけどね(笑)。東京タワーを間近で見ちゃうと全体が見れないから、その凄さが見えないっていうか。3階建てくらいの建物だったら間近で見てもその全体像ってなんとなく解るけど、東京タワーまでいくとある程度の距離を置かないと解らなかったりするし。そんな感覚のときもあるしね。

Masato:なるほど。すごい解りますね、それ。コンサートとライヴの違い的なとこだったりもしますよね。

逹瑯:そうそう。あまりにも桁違いだと参考にしたくてもできないっていうね。

――Masatoくんはやってみたい会場はある?

Masato:ワンマンで新木場コーストやりたいですね。俺、ムックを最初に見たのも、実は新木場コーストなんですよ。<Taste Of Chaos>のときに新木場コーストでムックを見たとき、衝撃が走ったんですよ。それまで、やっぱ不思議と、邦楽よりも洋楽の方がすごいっていうイメージをずっと持ってたんですけど、それを打ち砕いてくれたのが、あの日のムックのステージだったんです。感動したんですよ。本当に。すごいなって。だから、あの日から、ワンマンであの会場を埋めるのが夢というか、目標になったんです。

逹瑯:新木場コーストはすげぇいいハコだよね。ちょっと遠いけど、わざわざあそこで見たいって思わせるハコだもんね。俺も好きだなぁ、あのハコ。で、まだなんか事前に質問したことあるの?

――ありますよ。座右の銘を聞いてみたんだけど、ないらしい(笑)。

逹瑯:アメリカにも座右の銘ってあんの?

Masato:どうなんですかね(笑)? あるにはあると思うんですけど(笑)。

逹瑯:アメリカには血液型占いとかあんの?

Masato:え!? あんまり聞かないですけど(笑)。星座占いとかはあると思います(笑)。

逹瑯:だよね。そういやぁさぁ、血液型で思い出したんだけど、この前、aie(the studs)くんと飲んでたときに、酔っぱらってたのかaieくんが、そんな馬鹿なぁって話をしだしたのね。ブラジルにはO型しかいないらしいんだよねって(笑)。100%O型なんてあり得ないから! っていうね(笑)。あまりにぶっ飛んだ発言に大爆笑しちゃったんだけど、そんな馬鹿なこと言ってんの、名古屋の先輩ですよ!

Masato:あはははは。いいですよね、名古屋って(笑)。

逹瑯:名古屋って暗い音を出すバンドが多いって言われてるけど、coldrainは名古屋系なのかな? でも、そうとう名古屋では熱いんだよね。去年、coldrainにウチら主催の<えん>に出てもらったときに、ライヴ前日に俺が名古屋の街で時間つぶしてたのね。栄のBEAMSで買物してたら、店員さんとお客さんがすげぇ熱くなって話してて、会話が丸聞こえだったんだけど。そんとき、“俺、明日coldrain見に行くんですよ!”“そうなの!? 超羨ましい!”って会話だったの。俺、よっぽどその会話に割って入って“俺、明日coldrainと対バンなんだぜっ!”って自慢してやろうかと思ったもんね。

Masato:あはははは。それ、めちゃくちゃレアな場面に出くわしたんだと思いますよ、逹瑯さんが(笑)。

逹瑯:名古屋と言えばさ。松屋に行って驚いたんだけど、みそ汁が赤出しだったっていう。

――私も名古屋人なんだけど、みそ汁が赤いのは普通だからね。

Masato:ですよね。

逹瑯:あれね、普通の人は驚くよ。

Masato:そうなんだ(笑)。

逹瑯:あとはね、栄の観覧車の近くのラーメン屋のトマトラーメンが超美味いね。

Masato:トマトラーメン!? 知らないですよ、それ!

逹瑯:粉チーズとかかけて食べると超美味いんだよ!

――ラーメンっていうか、スープスパゲティじゃない? それ、もはや。

Masato:たしかに。

逹瑯:ミネストローネみたいな味がすんの。

――だったら最初からミネストローネ食べたらいい。

逹瑯:違うの! またそれとは違うんだってば。六本木にあるトマト担々麺も美味いから、上京して来たら行ってみて! ボイルされたトマトがラーメンの上に丸ごと乗っかってんの。すごいでしょ。

Masato:ト、トマト担々麺!?

――ようするに、逹瑯はトマトが好きなんじゃないの?

逹瑯:トマトが好きなんだね(きっぱり)。

Masato:あははははは。面白いですね、逹瑯さん(笑)。なんか、ライヴのイメージと違いますよね(笑)。

⇒NEXT INTERVIEW-4

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