[クロスビート編集部員リレー・コラム] 編集長大谷編「デッド・ケネディーズ」

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ザ・ストラングラーズ、ダムド、バズコックスなど、最近はベテラン勢も熱い<パンクスプリング>だが、2011年の注目はやはりデッド・ケネディーズ。1978年に結成されたゴリゴリのオリジナル・パンク世代だ。ヴォーカリストのジェロ・ビアフラはバンド活動をしながら地元サンフランシスコの市長選にも立候補(10人中4位で6951票も獲得!)するほど政治色は濃いが、その一方でバンドのサウンド自体も最高だった。ハードコアの攻撃性、キャッチーなフレーズ、ユニークなヴォーカルが一体化しながらぐいぐい突っ走っていく構成は唯一無二。1986年に解散するまで4枚のアルバムをリリースし、そのどれもが高いクオリティを誇っていたのも印象的だった。

◆デッド・ケネディーズ画像

ドラマーのD.H.ペリグロはそれから一時レッチリに加わっていたこともあったが(チャド・スミス加入直前の頃)、2001年には新ヴォーカルを迎えて再結成。2003年に初来日を果たすものの、この時のライヴハウス・ツアーはあまり注目されずに終わってしまう。

それから8年経って、今回は2回目の上陸となる。ヴォーカルは4代目のスキップになっていてさすがにビアフラほどのカリスマ性はないが、最近のライヴをネット上で観る限り、バンドのテンションは相変わらず高そうだ。セット・リストも「ホリデイ・イン・カンボジア」「キル・ザ・プア」など往年のアンセムを連発。まだ聴いたこともないというキッズこそ、体験してほしい名曲たちだ。

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