氣志團、サポーターとの約束をはたすためにベガルタ仙台のハーフタイムショー出演

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氣志團が、7月2日にユアテックスタジアム仙台で行なわれるJリーグ公式試合<ベガルタ仙台 VS 名古屋グランパス>戦のハーフタイムショーに出演することが明らかになった。

◆氣志團、綾小路 翔のアーティスト画像

「なぜ? “きっかけは?”」……と、問われたら、彼らは“お前の笑顔”と答えるかもしれない。かねてよりベガルタ仙台サポーターが、2003年に氣志團がリリースしたシングル曲「スウィンギン・ニッポン」の歌詞を変えて応援歌として歌っていた事。これがそもそものはじまりだ。

3月11日に東日本大震災が発生し、自分たちらしい形で何か日本に元気を与えたいと模索していた氣志團のリーダー・綾小路 翔。彼が思いついたのは、「スウィンギン・ニッポン」のタイトルおよび歌詞を一部変更し「スタンディング・ニッポン」として新たにレコーディングを行ない、無料配信することだった。4月26日よりスタートしたこの無料配信に続いて、綾小路が、以前よりベガルタ仙台サポーターの「スウィンギン・ニッポン」の歌詞替え応援歌の情報を知っていた事から、別バージョンとして、サポーターが作った歌詞をそのまま逆カバーし「スタンディング・センダイ」として同じく無料配信を開始した(同曲は、5月19日より無料配信)。

当初、「スタンディング・センダイ」の逆カバーは非公式であったため、スタジアムでの出演予定はなかったが、この曲の配信直後より、綾小路 翔のTwitterに凄まじい数のサポーターからの反響が送られ「いつの日か、皆さんの前でパフォーマンスする事を約束します。」と、綾小路も熱いメッセージを送り続けていた。

その後、双方の熱い想いがベガルタ球団側に届き、球団側から、正式に氣志團へ出演オフォーが。かくして、綾小路 翔は、Twitter上で誓ったサポーターとの熱い男の約束をはたす事になったのだ。

「ベガルタ仙台のサポーターの皆さん。来る7月2日。氣志團、ついにユアスタに見参致します。『スタンディング・センダイ』、スタジアムでともに歌わせてください。今からすでに胸が騒ぎ、心が震え、いても立ってもいられません。皆さんの最高の笑顔に逢えるのを楽しみにしています。」── 綾小路 翔

【参考 「スタンディング・ センダイ」歌詞】
STANDIN' STANDIN' SENDAI FOREVER
きっかけはお前のゴール
杜の都から世界中を照らせよ
拳を握って戦う仲間達よ(Yes SENDAI!)

STANDIN' STANDIN' SENDAI FOREVER
ヒーローになる時それは今 
震えるぞハート! 燃え尽きる程ヒート!
俺たちのセンダイ オーオオー!


◆東北地方太平洋沖地震にまつわる音楽・アーティスト関連情報ページ(TOPに「スタンディング・ センダイ」「スタンディング・ニッポン」のミュージックビデオ)
◆氣志團 オフィシャルサイト
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