ジェニ・リヴェラ、ロサンジェルスのライブで崇拝者を沸かせる

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アメリカン・ドリームが長くカールした髪、6インチのヒール、しっぽがついたぴちぴちのターコイズ・カラーのドレスという出で立ちで現れた。ジェニ・リヴェラの登場だ。

彼女は9/3、ロサンジェルスのステイプルズ・センターで1万人以上の観客を前に演奏する初めてのメキシコ人シンガーとしてやって来た。観客はファンではなく、ひとつひとつの音まで知っている崇拝者たちだ。彼らは立ち上がって、カントリー・スタイルで踊り、失恋や恋の逃避行、サバイバル、自己啓発などについて歌った多くのバラードを一緒に叫び、歌うのだ。

これはリヴェラの業績をたたえる夜だ。ロサンジェルス生まれの彼女はシンプルにやることでここまで成功してきた。彼女は受け入れやすく、大胆でチャーミング。苦しみながら障壁を打ち崩し、勇敢に戦ってきた究極のシンボルともいうべき女性に憧れる、二文化でバイリンガルのグループにアピールしている。

「今夜はどこにだっていられたはずなのに、あなたは私と一緒にここにいることを選んでくれた。コンサートに使ったお金で請求書の支払いをすることだってできたのに」

3時間のショーの最初のパートでは「ジェニ」という呼び声がこだましていた。彼女は地面に目を落とし、深呼吸して囁いた。「ありがとう、ありがとう」

「バンドのディーヴァ」として知られる彼女は最近ビルボードのメキシカン・ミュージック・アウォードに最優秀女性アーティストなど4部門でノミネートされた。授賞式はロサンジェルスのオルフューム・シアターで開催され、10/27にテレムンド・ネットワークで放映される。彼女は最近ユニバーサル・ミュージックとの契約を更新し、11/22には2枚のアルバムをリリースする。

リヴェラはブラスやストリングスなどをフィーチャーし、ホセ・エマンデスのマリアッチ・レイナ・デ・ロサンジェルスをバックにつけたショーで50曲ほどを歌った。

リヴェラのプロダクション・チームによってレコーディングされていたラスベガス・スタイルのショーは、パイロやスモーク、3つの巨大スクリーンなどの演出もこらされており、リヴェラがあらゆる方向性に動けるようになっていた。しかし、何よりのサプライズはプエルトリコのシンガー、オルガ・タニョンとメキシコの「クイーン・オブ・ロック」、アレハンドラ・ガスマンという二人のサプライズ・ゲストだった。

リヴェラはアメリカで100万枚以上のアルバムを売っており、彼女の前作『ラ・グラン・セニョーラ』は112,000枚以上売れてトップ・ラテン・アルバム・チャートの2位になった。このチャートで彼女は5回トップ10入りを果たしている。

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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