キース・リチャーズ「思ってた以上に俺は嫌な奴」

自伝を書くにあたり、あらためて過去を振り返り自己を見つめ直したキース・リチャーズは、自分は自分が思っている以上に“嫌な奴”だということに気づいたという。

彼は『GQ』マガジンにこう話している。「俺は、自分が思った以上に意地の悪い嫌な奴だってことがわかったよ」そして、同時に友情がどれだけ大切なものなのかも思い知ったという。「俺にとって友情がどれだけ意味があるのかよくわかった。俺の友情がどれだけほかの人に影響するかも。そんなこと考えたことなかった」

セールスの上だけでなく高い評価も受けたキースの自伝『Life』は、この後、映画化されるとの話もある。

キースは今週、＜GQ Men Of The Year 2011＞アワーズで“Writher Of The Year”を受賞。友人のジョニー・デップから賞を受け取った。映画化されるとしたら、キース役の第1候補に挙がるのがこの人だろう。

Ako Suzuki, London

『ライフ』
2011年5月14日発売
著者：キース・リチャーズ
翻訳：棚橋志行
ISBNコード 978-4-86113-3
サイズ四六上製：本文656ージ
2,940円（税込）
ザ・ローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズが半生を語った衝撃の自伝の日本語版。ブレない、曲げない、最高にイカした男の生き様ストーンズが音楽ビジネスの全てを変えた。ミックとの確執、ジョン・レノンとの友情、ドラッグ、女性遍歴…すべてを語る。

◆BARKS洋楽チャンネル