レイザー、「きれいなメロディー、そして力強く厚みのあるサビ」

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ニューアルバム『The Razahlution』の発売を10月5日に控え、レイザーのオフィシャルインタビューが到着したので紹介しよう。アルバムの制作面についてのみならず、彼の人柄や音楽に対する考え方まではっきりとわかるこのインタビューで、さらに作品の深みやみりょくを感じてもらえることだろう。

◆「Sexy Strut」PV映像

──1st Single「Sexy Strut」、2nd Single「My Girl feat.Ne-Yo」、ダブルで1位獲得おめでとう。ニューアルバム『The Razahlution』がリリースされますが、今の心境はどうですか?

レイザー:スターベース、Pヴァインの仲間たち、そしてファンのみんな、本当にありがとう!たくさんの人達のおかげでシングル2曲が1位を獲得できて感謝してるよ。今はアルバムを早くファンの人達に聴いてもらいたい。発売が待ち遠しいよ。一生懸命作った作品だから、シングルの2曲だけじゃなくてアルバム全体としてみんなに気に入ってもらえると嬉しい。

──『The Razahlution』と『I Am Razah』の大きな違いとは?

レイザー:一言で言うとレコーディングだね。『I Am Razah』の時は、ほとんど自宅で歌詞とビートを作ってからスタジオに入ってレコーディングしたけど、『The Razahlution』はスタジオに入ってからプロデューサーがビートを鳴らしてくれて、俺はその上から歌をかぶせていったんだ。だから紙に書き写したりメモとったりする必要もなかったんだよね。

──個人的にはアルバムに収録している12曲目のVictoryのリリックが印象的でしたが、やはりあれは現実ですよね?

レイザー:そうだね、あれは現実だよ。俺だけじゃなくて、あの歌詞に自分を置き換えられる人たちが世界中にたくさんいると思う。あの歌詞は実際に自分に起きた出来事を歌ってるんだ。

──今回来日の際、いろんな場所でLiveを行いますが今回のツアーで楽しみにしてることは?

レイザー:買い物!俺はスニーカーを集めてるんだけど、日本はスニーカーの種類が豊富だからね。あとは食事。アメリカとはずいぶん食文化が違うから、色んな食べ物を試してみたいと思ってるよ。

──US以外の国でどこの国の音楽シーンが気になるか、またどの国でライブしてみたいですか?

レイザー:アメリカと日本以外だと…とにかくどんな国でもライブはしてみたいよね。アフリカやヨーロッパ、オーストラリアでのライブも楽しみだし。旅行が好きなんだ。

──レイザーはジェイ・Zに認められてメジャーデビューしたことで有名ですが、今回のJay-Z & Kanye Westのアルバムはどうでしたか?またRazah自身が一番好きな曲は?

レイザー:あれは最高のアルバムだよ。もちろん全曲好きだけど、「made in america」が一番好きかな。

──今後USアーバンシーンはどのようになると思いますか?

レイザー:リアルな音楽でリアルな歌を作り続けてる限り、変わらず素晴らしいシーンのままだとは思うけど…オートチューンを使わずにちゃんと歌っていければさ。売れてるアーティストでもオートチューンを使ってるだけで、まともな歌を歌えないアーティストもいる。それって歌手としてフェアじゃないよね。

──制作するときに“これだけは気をつけてる”ということがあれば教えてください。

レイザー:きれいなメロディーを作ること、そして力強く厚みのあるサビを作ること。俺の曲を聴いてもらえればわかると思うんだけど、Aメロは落ち着いてて静かな曲でも、サビに入ると壮大で厚みのあるハーモニーになっているんだ。

──音楽以外で最近のマイブームはありますか?

レイザー:音楽以外だと、ジムに通ったり、映画を見たり。そう、自分で映像を作ったりもしたくて、映像の勉強をしたりもしてるよ。「Sexy strut」と「my girl」のPVは俺が監督をしたんだ。

──日本でアーティストを目指している方にコメント下さい。

レイザー:日本でアーティストを目指している人たちに、ひとつだけ言いたいことがある。「絶対に諦めないこと。止まらずに進み続けること」。これは俺のアイドルでもあるジェイ・Zが俺に言ってくれた言葉なんだ。

──最後にSTAR BASEについてどう思いますか?

レイザー:俺の人生を素晴らしく変えてくれたスターベースには、どんな言葉も当てはまらないぐらい感謝の気持ちでいっぱいだよ。スターベース、ラブ!常にハードに働いていてるのもすごいと思うけど、スターベースは俺を無理矢理変えようとしないで、俺を俺でいさせてくれるから、すごく心地いいんだ。RiyoとJrの2人は最高だよ!この2人と仕事ができて嬉しいし、こうして日本で成功するチャンスも与えてくれたこと、心からお礼を言いたい。次に日本に行った時に、スターベースで働く全員に会いたいね。


◆スターベース・オフィシャルサイト
◆スターベース・オフィシャルブログ
◆BARKS洋楽チャンネル
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