Native Instrumentsからビート制作＆サンプリング＆パフォーマンスツール「MASCHINE」の小型版「MASCHINE MIKRO」発売

ディリゲントは、Native Instrumentsの音楽制作ツール「MASCHINE MIKRO」を10月14日より発売した。

「MASCHINE MIKRO」は、2009年に発売された「MASCHINE」の小型版。パッドなどのコントローラーを備えたハードウェアと大容量のサンプルライブラリを含むソフトウェアで構成される。ソフトウェアの柔軟性とハードウェアの直感性が一体になっているのがポイントだ。

「MASCHINE MIKRO」のハードウェアは、「MACHINE」よりもコンパクト（奥行きは約10cmほど短い）でありながら、同じ感度の高いパッドがコントローラの上に配置される。パッドは16個と同数、一方ノブは「MASCHINE」が11個であったのに対して、「MIKRO」1個のみとなるが、1個でも数多くの機能にアクセスすることが可能となっている。ライブラリは「MASCHINE」同様6GBを収録、ソフトウェアの機能にも機能制限はない。

リズム、ベース・ライン、コード、メロディーを作成して、トラックを直感的なクリップ・ベースのシーケンサーで構築することが可能。また、ソフトウェアには、高性能なサンプラー、プロフェッショナルなエフェクトを搭載、VSTとAudio Unitsプラグインをサポート。さらに、「MASCHINE MIKRO」をDAW上でプラグインとして動作させることさえ可能となっている。

また、iPhone用やiPod Touch用のビード・スケッチ・パッドである「iMASCHINE」（アップルApp Storeからリリース、450円）を持っていれば、「iMASCHINE」のプロジェクトを「MASCHINE MIKRO」へインポートして、さらにアイディアを練り上げることも可能となっている。

このほか、ディリゲントは、同じくNative Instruments社の製品である「TRAKTOR KONTROL S2」（67,800円前後、10月12日発売）、「Guitar Rig 5 KONTROL」（44,800円前後、10月7日発売）の販売を開始した。製品の詳細については下記リンクの既報記事を参照。

◆MASCHINE MIKRO
価格：オープン（市場予想価格 39,800円前後）
発売日：2011年10月14日

◆MASCHINE MIKRO 製品詳細ページ
◆ディリゲント
◆Native Instrumentsからギターアンプ＆エフェクト搭載のソフトとフットコントローラを同梱した「Guitar Rig 5 KONTROL」
◆Native Instrumentsから2デッキ搭載DJコントローラ・システム「TRAKTOR KONTROL S2」登場