[クロスビート編集部員リレー・コラム] 杉山編「ビーチ・ハウス」

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2008年の2作目『Devotion』でUSインディ界隈での評価を確立し、サブ・ポップに移籍した2010作『ティーン・ドリーム』ではシンセと歌声が織りなす幻想的なサウンドスケープを全開に。一躍インディ・ロック界のスターとなった米ボルチモアの男女デュオ、ビーチ・ハウス。特に海外メディアからの熱視線はもの凄く、ここ数ヵ月、新作の詳細のリーク合戦が始まっていた。

ことの発端は1月、人気海外ブログ、ゴリラvsベアが掲載した記事だった。ここではレコーディング・スタジオ関係者からの情報として「新作『Bloom』が完成間近」とされ一気に情報が広がったが、サブ・ポップが否定して記事は即刻削除。ところが今度はピッチフォークが「Bloom」の発売日を5月2日と伝え、全10曲のトラック・リストも掲載。ただしここにも「サブ・ポップは否定」という断りが付いていて、おかしなテンションで多くの人が色めき立っている状況だった。

遂に発表された発売日は5月14日。「Wild」「Other People」といった既にライヴで披露済みの楽曲の名前が確認出来るほか、「Myth」はバンドのミステリアスな雰囲気そのままにスケール感を増強した名曲で、アルバムがこの方向性に振り切れているのなら、前作以上の大ブレイクが訪れるのは必至。みんな本当に、ビーチ・ハウスが好きなんです。

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