ドレイク、新作はダウンな『テイク・ケア』と違う方向性に

ポスト

ナンバーワンを記録した2011年の2ndアルバム『テイク・ケア』が「ダウンな」トーンだったのに対し、すでにレコーディングを始めている次の作品は違った方向性に進んでいるとドレイクは語っている。

「オレのムードは自分が選ぶ音楽のテンポを反映すると思うんだ」とこれから始まる『クラブ・パラダイス』ツアーのプロモートのための電話インタビューでドレイクは語った。「『テイク・ケア』の多くはダウンだった……。それはトロントに戻ったこと、かつての人生やその困難にふたたび出会ったことが関係していたと思う。それと同時に興奮や歓びを表現しようとしてたんだ」

「今のオレはまったく全然かつてとは違う場所にいる。ほんとに自分自身や自分の健康、体、心に集中していて、できる限り良くなりたいと思ってる。今は全然違う心境で、それが誇らしいんだ。だから、すごく面白いアルバムになるだろう。コンセプト的には今までに取り組んだもっともエキサイティングなプロジェクトだ。オレの人生にはすごくたくさんの新しいことが起こっているからね」

トロントからロサンジェルスに拠点を移したことも新作の雰囲気に大きな違いをもたらしたという。「いまだにトロントに住んでいてあの街が好きだけど、アメリカではいろんな仕事があるから最近LAに移ったんだ。新しい雰囲気だし、新しい人々と知り合ってる。そういうときこそ成長するのさ。興奮して話したくなる新しいことがいろいろあるからね」。前作のタイトル曲「テイク・ケア」をプロデュースしたジェイミーXXや2チェインズ、長年のパートナー、ノア・“40”シェビブらが参加するようだ。

ドレイクの現在の最大の関心事項は5月7日にカリフォルニア州コンコルドでスタートする『クラブ・パラダイス』ツアーだ。「人々に驚異的なショーを届けるために資金面でもプロダクション面でもものすごく頑張っている」という。パッケージにはJ.コール、ワカ・ファッカ・フレイム、ミーク・ミル、2チェインズ、フレンチ・モンタナらが参加しているが「前座とトリじゃなく、すべてのアーティストがステージを変化させる何かをやるんだ。みんなの注意を引き続けるような、エネルギッシュで面白い夜になること間違いなしだよ」

すでにコラボもしている仲のいいアーティストばかりなので、ステージの共演も期待できそうだ。

「もしオレたちがほんとにのめり込んできて、ヴァイブを生み出すようになったら、最後の2~3公演はコラボレーション・ショーになるかもしれないな。オレたちは全員で共演曲をステージで一緒にやるかもしれない。見に来た人々にとってすごくエキサイティングな瞬間になるよ」

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
この記事をポスト

この記事の関連情報