ナイトメア vs バロック、異色の2マン・ツアー発表

ツイート

ナイトメアとバロックによる異色の2マン・ツアーが、今夏、東名阪で開催されることが発表された。この衝撃のニュースは、ナイトメアの全国ツアー<NIGHTMARE Tour 2012 To Mimic The Past>最終日となった5月18日(金)Zepp Tokyo公演で突如告げられた。

全国6カ所を廻った、ナイトメアとしては久々のスタンディングによるライヴハウス・ツアーで、ファイナルとなったZepp Tokyo公演は最新アルバム『NIGHTMARE』からの曲を中心に、インディーズ時代の楽曲も多数披露。

「今回のセットリスト、いろいろ悩んだんだけど。懐かしい曲や久々にやる曲も、ライヴハウスだからってことで、みんなで考えて入れてみました。結果いいバランスになったと思います」というMC通りに、新旧織り交ぜたセットリストでオーディエンスを昇天させた。また、Ni~ya(B)作曲によるミドル・テンポのロック・チューン「Nothing you lose」では、YOMIの歌の安定感が本当に増していることも印象づけた。

そしてアンコールの演奏の前に、YOMIから「6月6日、武道館のライヴDVD、アルバムがリリースされます。カッコいい仕上がりです。そして8月からF.C.ツアーがあります。今年は伊達漢(ナイトメアのF.C.名)の10周年。みんなに感謝のライヴになるので、来て下さい。そしてもう一つ。帰りにフライヤー配られると思うから、貰ってかえって下さい」というMCがあり、最新シングル「mimic」収録曲の「honesty」で“いい歌”を聴かせた後は、インディーズ時代の楽曲を連発。「自傷」でラストを締めくくると、RUKAとYOMIはすぐさまステージからはける。

ステージ上の咲人と柩は、いつも通りに客席へペットボトルを投げ入れまくった後、柩が手に持ったフライヤーをチラっとフロアに見せると大歓声が上がった。すると、2階席に突然YOMIとRUKAの姿が! 二人は手にしたフライヤーとステッカーを1階のフロアめがけてばら撒きだし、フロアではフライヤーの争奪戦が繰り広げられることに。最後にはNi~yaも加わり、着ていたTシャツを脱いでフロアへと投げ込んで、メンバーは去って行った。

このフライヤーに書かれていたのは「ナイトメア vs バロック」の文字。

結成12周年を迎え、今年3月には4度目となる日本武道館公演を成功させたナイトメア。そして、昨年7年ぶりに復活を果たし、今年1月の復活シングル3枚がオリコン週間ランキングの3位から5位に同時ランクインという快挙を成し遂げたバロック。実はこの日の客席にはバロックのメンバーも訪れていたが、シーンにおいて独自の存在感を放つ両バンドの共演は、意外な組み合わせにも思えるかもしれない。しかし今後、両バンドの知られざる共通点や交流は、徐々に明らかになっていくだろう。

<ナイトメア vs バロック NATURAL BORN ERRORS>とタイトルされたこのツアー。“生まれながらにしてダメなやつら”という自嘲とも不敵ともとれるタイトルも、実に彼ららしいではないか。

7月31日(火)名古屋クラブダイアモンドホール、8月1日(水)なんばHatch、8月4日(土)日比谷野外音楽堂の3公演のみだ。チケットはイープラスで先行受付が行なわれているので、早めの予約をお勧めする。

<ナイトメア vs バロック NATURAL BORN ERRORS>
●7月31日(火)名古屋クラブダイアモンドホール
OPEN 17:30 / START 18:30
チケット スタンディング:¥5,500 (ドリンク代別)
[問] サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

●8月1日(水)なんばHatch
OPEN 17:30 / START 18:30
チケット 1Fスタンディング/2F指定席:¥5,500 (ドリンク代別)
[問] キョードーインフォメーション 06-7732-8888

●8月4日(土)日比谷野外音楽堂
OPEN 16:45 / START 17:30
指定席/立見:¥5,500
[問] ディスクガレージ 050-5533-0888

[チケット オフィシャルHP先行抽選予約受付]
【抽選受付URL】http://eplus.jp/brq-ntm-hpo/
【枚数制限】お1人様1公演につき4枚まで
【受付期間】5月18日(金)21:00~5月27日(日)23:00
【当落確認】5月30日(水)13:00~6月1日(金)18:00
【入金期間】5月30日(水)13:00~6月2日(土)21:00
[チケット一般発売日] 6月30日(土)

◆ナイトメア オフィシャル・サイト
◆バロック オフィシャル・サイト
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス