大森洋平、最新作『garden』にはこの時代に必要な歌がある

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大森洋平が5月13日にリリースした最新アルバム『garden』が、現在口コミながら反響が日に日に大きくなっている。

2011年3月11日に起こった東日本大震災以降、曲を書けなくなったアーティストが多くいる。大森洋平もその一人だ。「何を歌えばいいんだろう」「何を伝えるのがいいんだろう」と、歌にする言葉が見つからなくなった。自分にできることはそれでも歌うことだと思い立ち、その他にできることを考え、脱原発のデモに参加するなど、事あるごとに自分自身のできることを探した。そんななかで、やっとの想いで書き上げた楽曲「ガーデン」。レコーディングに際し、最後の歌詞が見つからない。言葉を、想いを自分自身で感じながら、レコーディング当日も脱原発デモに参加した。そのなかで言葉が降ってきて最新曲「ガーデン」が完成した。熱い想いのままに歌い上げたVoレコーディングは2テイクで終了し、その熱量がそのままパッケージングされた楽曲となった。

収録曲全てのアレンジを手がけた溝下創氏(ラブハンドルズ)はレコーディングエンジニアまで全てこなしサウンドプロデュースを行った。そうして出来上がった最新アルバム『garden』は、「ガーデン」以外にも素晴らしい楽曲が詰まっている。

6ヶ月連続配信シングルのきっかけとなった「マニマニ」。ライブでは聴く度に涙する人が多数いる、恋の終わりを歌った「ためいき」。エッジの効いたギターサウンドに、現代社会の歪みを歌い上げた「G.A.P」「サーチライト」など、ロックな叫びから哀愁漂うバラードまで、非常に喜怒哀楽、バラエティに富んだ作品に仕上がっている。その全ての楽曲に大森洋平という“唄うたい”の声が芯としてあり、どんな曲を歌ってもやはり大森洋平は“唄うたい”なのだと確信を持つ。

現在オフィシャルサイトでは特設ページが設置されており、大森自身が尊敬して止まないHEATWAVEの山口洋、渡辺圭一をはじめ、女優の田中美里、スキップカウズ・イマヤス、篠原美也子、伊藤サチコなど旧知の友人アーティストや、同じ金沢出身のte'・hiroなどからの「garden」を聴いた感想等のコメントが寄せらている。コメントの多くが大森洋平の歌が持つ「未来を切り開く力」「今の時代だからこそ感じたい人の本質」に触れているのは、今作が今の時代にこそ感じなければいけない「人間らしさ」を感じるアルバムとなっているからに他ならない。

デビューから16年目に入り、2012年12月9日には自身が「デビュー以来初めて攻めている」という渋谷duo MUSIC EXCHANGEでのワンマンライヴが決定した。ただ歌を届ける。できることをひたすらに、大森洋平の“唄うたい”としての猛攻が始まる。

『garden』
1.ガーデン
2.花
3.G.A.P
4.サーチライト
5.ためいき
6.唇
7.満月のあとに
8.マニマニ
9.ふたり
好評発売中
購入については大森洋平WEB SITEにて
品番:hots-007
金額:¥2,500(tax in)

ONEMAN LIVE<“LOVE goes on'”~愛で埋め尽くせ~>
12月9日(日) 渋谷 duo MUSIC EXCHANGE
チケット発売=ライブ会場先行チケット発売中
ぴあ/ローソン/イープラス/HPメール予約は10月上旬発売開始予定
[問]ディスクガレージ 050-5533-0888(Weekday 12:00-19:00)
http://www.diskgarage.com/

◆大森洋平 オフィシャルサイト
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