チャラン・ポ・ランタンが1年ぶりの大阪でのライヴ、そしてZeppのステージに初登場

ポスト
理由(わけ)あって2年ぶりのリリースとなった“ほぼ”フルアルバム『つがいの歯車』が、ケータイ世代の某歌姫を始めとするメジャーアーティストをも差し置いて、CDショップの総合チャートで上位にランクインするなど、音楽に愛ある人々を中心に本人達も予想外の異様な盛り上がりを見せているヴォーカル“もも”(19)、アコーディオン“小春”(23)からなる姉妹ユニット“チャラン・ポ・ランタン”。

高校生の頃より行っていた新宿ゴールデン街での“ながし”や路上での“大道芸”などで鍛えられたそのライヴパフォーマンスにより、日頃より諸先輩方から嬉しいイベントの誘いを多く受けるこの2人。

先日10月21日には横浜赤レンガ倉庫で行われた<tvk 40th anniversary LIVE 2012~カモンカモン!赤レンガへ tvkに映るんだ~>に、ユニコーンや真心ブラザーズ、フジファブリックを始め、百戦錬磨のライヴバンドが競演するステージに恐る恐る出演した。

が、フタを開けてみれば…ZAZEN BOYSやgroup_inouらとのカナダツアーやフジロック初出演にして3ステージ出演など、年150本を越えるライヴ活動で鍛えられたその図太い神経でのびのびと快演。

ももは、そのこぶしを効かせた情念たっぷりの伸びやかな唄声を響かせ、小春はいつもと変わらぬ攻撃的なアコーディオンとやさぐれた毒舌を轟かせた。このユニットに似つかわしくない快晴の野外会場に集まったチャランポ初体験の皆さまは大盛り上がり。心につめ跡を残したようだ。

そんな若人の頑張りとパフォーマンスに心打たれた諸先輩の力添えもあり、11月に、またしてもビッグなイベントに出演することと相成った。

<『ZEPP!STEP!SMA!』@OSAKA>公演がそれで、9月に発売したアルバム『つがいの歯車』で“タワレコメン”に選出したタワーレコードの愛情のもと、そして所属事務所の名誉顧問“奥田民生”の庇護のもと、小春の高校の後輩でありももの先輩でもある“OKAMOTO’S”との馴れ合いのもと、2人とっては広大なZepp Nambaのステージの開場中アクトとして登場することとなる。

“出る杭は打たれる”という言葉を胸に心持ち控えめに、“山椒は小粒でもぴりりと辛い”を合言葉に暴れてくる所存だという。

このイベントの前後に関西でのインストアライヴも開催。1年ぶりの大阪ライヴ、兵庫では初のライヴということで、チャラン・ポ・ランタン未経験者も多いだろうが、この無料インストアライヴを入門編として体験していただきたい。

彼女たちのドロドロで鮮やかな音世界と女版“やしきたかじん”と称される毒舌MCはエンタテインメントに辛口の関西人に通用するのか!? 楽しみにしよう。

そして、BARKSでは、この2人に無謀で大胆なインタビューを敢行。その摩訶不思議な世界を紐解くことに挑戦した。この模様は近日中に公開するので、こちらも楽しみにしていてほしい。


<『ZEPP!STEP!SMA!』@OSAKA>
11月7日(水)Zepp Namba
※チャラン・ポ・ランタンは開場中アクトとして17:30~18:30のどこかに登場

ニューアルバム『つがいの歯車』の遅すぎるレコ発ライヴ
<私立・チャランポ学園の奇々怪CAYな運動CAY>
10月27日(土)CAY(スパイラルB1F)
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23 ACCESS MAP
出演:チャラン・ポ・ランタンと愉快なカンカンバルカン
チケットなど詳細はコチラ
https://www.spiral.co.jp/e_schedule/detail_278.html

『つがいの歯車』
LNCM-1004 \1,680(tax in)
」1. 歯車 -a cappella-
2. 人生のパレード -haguruma mix-
3. 三人の男
4. 見えない首輪
5. おしまい
6. 潮時
7. 空中ブランコ乗りのマリー
8. 歯車 -a ccordion-

◆チャラン・ポ・ランタン オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報