ジョニー・デップ、映画『トランセンデンス』で出演交渉中

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ジョニー・デップが、ウォーリー・フィスターの監督デビュー作であるSFスリラー『トランセンデンス』で出演交渉中のようだ。本作は『インセプション』でアカデミー賞撮影賞に輝いたウォーリーの監督デビュー作で、2012年初めにはクリストファー・ノーランが妻のエマ・トーマスと共に製作総指揮を務めると伝えられたが、今回タイトルと共に、ジョニーが主演する可能性が明らかにされた。

◆ジョニー・デップ画像

ウォーリーは2000年の『メメント』、「バットマン」3部作、『プレステージ』など過去7作品に渡ってノーラン組の常連撮影監督として活躍しており、監督デビューを果たす本作は、悪を企む知能を持ったコンピューターに惹きつけられ深みにはまっていく男の顛末を描いた作品だという。ウォーリーは「とてもワクワクしています。ジョニーと一緒に仕事ができるかもしれないなんて非常に幸運なことです。ジョニーはクリエイティブで知的なアーティストですから、きっと『トランセンデンス』でもキャラクターや物語全体に深みをもたらしてくれることでしょう」とジョニーへの期待感を語っている。

また、本作の資金調達を担当するアルコン・エンターテイメント社のブロデリック・ジョンソンとアンドリュー・A・コソーヴの両CEOも「ジョニー・デップは、最もカリスマ性と才能に溢れた俳優の1人ですから、そんなジョニーが我々の企画に関心を持ってくれてとても嬉しいです」と続けている。

そんな出演の期待がかかったジョニーだが、ジャック・パグレンが仕上げる脚本の最終稿を見るまでは契約を保留する見込みだ。

さらにエンパイア誌によれば、現在ウォーリーは、他の出演者としてノオミ・ラパスやトビー・マグワイア、クリストフ・ヴァルツ、ジェームズ・マカヴォイなどの起用を検討しているようだ。ワーナー・ブラザース製作の本作は、2013年にもクランクインの予定だ。
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