【インタビュー】SKY-HI、中学時代の友人からのメールが生んだメジャーデビュー曲「愛ブルーム」

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■ 2ndツアー決定。「失敗をする猶予はない。」

── 次のライブではどんなもので魅せてくれるのか、期待ですね。

SKY-HI:そうそう。次といえば、2014年の全国ツアーを……。

── らしいですね!

SKY-HI:はい。

── でも……。あ、いや……「曲は?」って訊こうと思ったんですが、SKY-HIのことだから、新曲を存分に用意するんだろうなって思って、訊くのやめます(笑)。

SKY-HI:まぁ、これからですけどね(笑)。ツアーは2014年2月予定なんで。今年のツアーと同じタイミングでやるんですけど、でも。でもなー、去年の今段階でどのくらい見えてたんだろうなぁ。去年はもうちょっと発表が後だったんで、多分まだそんな……。去年の場合は、えっと、『FLOATIN' LAB』のリリースパーティーやった次の瞬間から「ツアーやりたい」って……あー、当時の心境が明確にわかってきた! あ、次のツアーもいけそうです。良いツアーになると思います。それは約束しておこうかなって。

── 2015年、武道館が待ってますからね(※ 編集部 注:2013年3月1日掲載 【ライブレポート】SKY-HI a.k.a.日高光啓(from AAA)、「2年くれ。2015年にさ、日本武道館でやろうよ。SKY-HIのライブを。」参照)。

SKY-HI:そうなんですよ、だから、あの、うん。なんだろ、焦ってるつもりはないけど、失敗をする猶予はない。もう、失敗はね、失敗とかたくさんしてきたからいいかなって思ってます。なんか、今が今までの人生で揺るぎない気持ちがあるから。だし、人間ってこんなにたくましく強くなれるんだなって。

── 私もさっきツアーのこと教えてもらったばっかりですけど、すでにすごい楽しみですし、それに、きっとSKY-HIのアルバムとかも出てくるんだろうなーとか思ったり。

SKY-HI:可能性としてはね、ツアー前に本当は出したいんですけど、でも言ったら今回のツアー(2013年2月開催のTHE 1st FLIGHT)で、新曲とかたくさんやったけど、リリースゼロでやれてるから。スタッフとも話したんです。最悪「愛ブルーム / RULE」しかリリースない状態でも新しいツアーやろうと思えばやれるけど……って。でもまぁ、何かしらの形で楽曲を発表したいな、とは思ってます。まあね、9、10……半年あるから、それを放置させるほど野暮ではない、と思います。……とかいって、放置させたりして(笑)。

── まーねー、AAAもあるんだし。忙しいですよね

SKY-HI:でも、うん。活動は当たり前だけど、今まで以上に精力的にやれると思います。だし、ほんと強く、“一人じゃない感”を日に日に強く感じられています。身近なスタッフさんたちにもそうだし、“ファン”と呼ばしてもらえる人たちの後押し具合とか。後押しもそうだし、見てくれている感というのが強く感じる。スタッフだったりファンだったりっていうのは、7年前のSKY-HIのキャリアスタートの時にはありえないものだったし。もっと言ったら、多分、ここ1、2年でやっとかなって気がするんですよね。自分のことを本気で考えてくれるスタッフさんが生まれたりとか。BARKSさんがパーソナルなインタビューをやってくれたのも、ちょうどそのくらいですよね。だから、ここ1年くらいで、いろんな方が自分にフォーカス当ててくれたり、俺のこと考えてくれているのを感じるので、うん、それはすごい心強いし、自信につながってます。だから、不安はないかな。……はい。

── 私も、次のツアーで、ライブレポを書くのが楽しみです。

SKY-HI:あっはっは! 武道館言っちゃってるしなー。

── どんなメッセージを発するのか。どんなステージを観せてくれるのか。

SKY-HI:ですねー。前回は、チャンネルの多さとか……(ふと窓に目をやって)雨すっごい!! 縦じゃないじゃないですか。こうですよ! 斜めですよ! よかったー、今日ずっと室内で(笑)。このまま夜11時まで室内ですからね。はっはっはー。

── え、今日どのくらい媒体のインタビュー受けるんですか?

avexスタッフ:7、8くらいです。

SKY-HI:すみません、なんかこんな雨の中来ていただいて。

avexスタッフ:そして明日からAAAのツアー。

SKY-HI:ああ、そうです。

── 大変だ。

SKY-HI:客演が怖いですね。歌詞書けるのかなって。でも、ありがたいので、頑張らせていただきますけど。

── でもSKY-HIは、スケジュールがいっぱいいっぱいであったほうが、自分の力が発揮できるんじゃ?

SKY-HI:そういうタイプだと思います。確実に。ほんとにそうですね。でも、ほんとにお足元の悪い中に来ていただいて、それが申し訳ないなって。

── いえいえ。

SKY-HI:ツアーの話、途中になっちゃった(笑)。まぁでもそうです。あの、今年の頭が、えっと、多チャンネル化を意識してやってたし。それがいい方向に転がったと思うんですけど、当たり前のことなんですけど、メジャーでリリースしたりとか、今後も作品を継続的に出していくことを考えると、今年の頭のツアーよりはるかに、えっと……お客さんが俺のことを知ってくれている状態でライブを作れるってことは、より掘り下げたものができるし、より、みんなが思っているSKY-HI像と、俺の持ってるポテンシャルがどんどんイコールに近くなると思います。絶対イコールにしちゃいけないんですよ。上回らないといけないから。うん。だけど、ベクトルとして、なんか人々が向いている方向が、より、俺に集中してくれる状況を作れると思います。

── そして、そのベクトルの先に武道館があり、さらにその先の未来にも何かがある。今後、期待しております。

SKY-HI:よろしくお願いします。


text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

【ツアー情報】
SKY-HI TOUR 2014
2月8日(土) 仙台 Rensa
2月9日(日) 新潟 LOTS
2月14日(金) 米子 AZTiC laughs
2月15日(土) 大阪 なんばHatch
2月22日(土) 福岡 DRUM LOGOS
2月23日(日) 広島 ナミキジャンクション
3月1日(土) 名古屋 ダイアモンドホール
3月9日(日) 東京 Zepp DiverCity Tokyo



◆SKY-HI オフィシャルサイト
◆BARKSインタビュー
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