エムアイセブンジャパン、独Zynaptiqのディストリビューションを開始、ピッチ処理など4種のプラグインをラインナップ

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エムアイセブンジャパンは、ドイツZynaptiq(ザイナプティック)社製品の販売およびサポート業務を開始した。

独Zynaptiq社の日本国内代理店業務が、2013年8月30日付けでサンミューズからエムアイセブンジャパンへ移管した。これに伴い、りエムアイセブンジャパンでは8月30日よZynaptiq製品の販売およびサポート業務を開始した。

Zynaptiqは、ドイツ・ハノーファーでDenis H. Goekdag(CEO)とStephan M. Bernsee(CTO)により2011年に設立。オーディオビジュアルの処理、分析、分類、生成のための技術とアプリケーションを開発している。

製品には、最先端の人工知能および信号処理技術とプロ向けソフトウェア開発およびオーディオ制作における40年の経験と実績が活かされている。Zynaptiqのソフトウェアは、サイエンスを用いることで修復不可能だったサウンドの改善、さらには創造的に進化させ、ミュージック・プロダクション、ポスト・プロダクションおよびMAの救世主と言えるものとなっている。

製品ラインナップは以下の4種類。

●PITCHMAP
オーディオのメロディやハーモニーをリアルタイムで処理できる世界初かつ唯一プラグイン(Zynaptiq調べ)。MIDIキーボードを使用したり、効率のよいGUIを使用してピッチ・マップを作成したりすることでオーディオのメロディやハーモニーを編集でき、さらにオプションとしてチューニング修正を加えることも。またミックスから特定のサウンドを削除/抽出し、シンセサイザーのような高度なサウンド変形をオーディオに適用させることも可能。「PITCHMAP」は、インスピレーションを提供する楽器であり、正確な補正ツールであり、文字どおり自らの手による楽曲のシェイピングを可能にする唯一のプロセッサーとなっている。
価格:39,800円

●UNVEIL
オーディオのリバーブ成分を減衰/ ブースト可能なデミックスベースのリアルタイム・プラグイン。モノ・ソースなどその入力音源のチャンネル数は問わず、知覚的に重要でないシグナル要素を減衰またはブーストすることにより、オーディオの特長的な部分を際立たせたり、目立たないよう背景へと移動させたりすることが可能。「UNVEIL」は、MAP(Mixed-Signal Audio Processing:ミックスシグナル・オーディオ・プロセッシング)テクノロジーに基づく独自の人口知能技術により、使い物にならなかった現場収録のオーディオやナレーション/セリフの修正、ライブ演奏の明瞭化、リバーブやエコーおよび不明瞭な成分の除去、そしてクリエイティブなサウンド・デザインを可能とする。
価格:39,800円

●UNFILTER
コム・フィルター、レゾナンス、過度なイコライゼーションなどのフィルター効果を除去し周波数特性をリニアにするリアルタイム・プラグイン。検出したフィルター特性を別のシグナルに適用したり、インパルス・レスポンスとしてディスクに書き出したり、さらにはマスタリング・グレードで自由曲線のアダプティブ・グラフィック・イコライゼーションを実行することさえ可能。音楽制作、映画制作のポストプロダクション、MA、ゲーム、放送、サウンド・デザイン、科学捜査、エンジニアリングなど、UNFILTERなら使用対象となる分野に関係なく、多大な時間を要し不可能でさえあった修復タスクを、1つのコントロールを操るだけの簡単操作で実行できる。
価格:39,800円

●UNCHIRP
周波数領域で実行される低ビットレートの非可逆オーディオ・エンコーディング、ノイズ除去、その他のデジタル処理により生じるオーディオ・ファイルへの不快なアーチファクト(チャープ、ワーブル、さえずり音、水中音などとも呼ばれる)を除去するリアルタイム・プラグイン。この種のアーチファクトは帯域が狭く非常に短いため、これまで取り除くことは不可能だった。エンコーディングにより音質劣化した楽曲、GSM/衛星通信回線を通した音質に問題のあるナレーション/セリフ、適切ではない設定でノイズ除去されてしまった素材、スマホやデジタル一眼などのモバイル機器で撮影された映像の音声など、「UNCHIRP」はこれらの素材の再活用を可能にする唯一のツール。
(近日発売予定)

◆Zynaptiq 製品ラインナップページ
◆エムアイセブンジャパン
◆BARKS 楽器チャンネル
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