【インタビュー】FAKY「枠組みにとらわれずブレずにFAKYっていうジャンルでやっていきたいと思っています」

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▲Anna

▲Lil' Fang

▲Mikako

▲Diane

▲Tina
■ここまで攻めた内容のものをやっているグループっていない
■FAKYは全員がメインヴォーカルでメインダンサーでもあることが武器

──1月15日から3週に渡って「Better Without You」「Girl Digger」「The One」が配信開始ですが、どれも芯のある女性像が描かれているけど、FAKYの個性を言葉にするならば?

Lil' Fang:今までのJ-POPにはないような楽曲を唄っているというのがまず一つ。ガールズグループもたくさんいると思いますが、ここまで攻めた歌詞、内容のものをやっているグループってなかなかいないですよね。ダンサーとヴォーカルが別れているグループも結構あるけど、FAKYは全員がメインヴォーカルでメインダンサーでもある。それは武器だし、特徴かな。

Anna:英語をしゃべれるメンバーもいるし、洋楽を唄って来たメンバーもいて、そういうインターナショナルなグループって今までにもなかったと思うんです。曲も世界のいろんな人に受け入れてもらいやすいものになっていますし。日本だけじゃなく、海外の方にも楽曲を聴いていただけているのも強みですね。

──では、「Better Without You」「Girl Digger」「The One」について、それぞれどんな曲か聞かせてもらえますか?

Tina:「Better Without You」は、ヨーロッパの作家さんが作曲した作品なので、音はすごい洋楽テイストですが、歌詞は日本語と英語のミックスです。「あんたなんかいらないよ!」っていう結構強い内容なんですが、FAKYの一発目の曲でもあるので、レコーディングのときは「これから何回もレコーディングブースに入って、色んな曲を唄うんだなぁ」って、今後が楽しみになりました。PVが楽しくカラフルなんです。普通の東京の女の子の生活をキャプチャーするために電車の中で撮ったり、とても楽しかったです。

Anna:衣装がすごくカラフルなんですが、東京のファッションを世界の色んな人に見てもらいたいと思って、今、10代、20代の女性のリアルクローズを みんなで着たんです。FAKYで初めてレコーディングした曲だったから緊張しました。どういう風に唄ったらいいのかなぁって。

Diane:強い女性像を表現するには、ダンスや歌でどうやったら良いのかすごく考えましたね。

──「Girl Digger」もかなり強い女の子が描かれてますね。

Anna:内容的には、「Better Without You」と似た感じで、「あんなみたいなダメ男はいらない」って感じですね。「Better Without You」はそれをパーティーチューンに乗せて唄っていて若さがあったと思うんですが、「Girl Digger」はR&Bかつ、大人っぽいFAKYを見せようと。強さを保ちつつ、落ち着いた女性の強さを出しました。私たちの色んな面を見せたいと思って。PVの衣装も大人っぽいんです。

Lil' Fang:スタイリストさんと「実年齢より4歳上に見せよう」って作戦会議をしたんです。この曲に関しては、きっとメンバーそれぞれで思っている結末が違うような気がしています。ダメ男をどうしていくか、5人みんな違うと思うので。

──それぞれ皆さん、ダメ男と対峙したときどうするの?

Mikako:本当に退治します(笑)。それが私の結末です。

Lil' Fang:あるメンバーはそのままダメ男と一緒にいてしまったり。

──それは誰?

Lil' Fang:内緒? そのダメ男をうまく利用していく子もいれば……。

──それは強者ですねぇ(笑)。

Lil' Fang:そうやって、一人一人自分に置き換えて聴いてくれたら楽しいなぁって。私たちの曲って、それもコンセプトなのかなぁって思うので。

──女性の代弁者でもあるわけですね。

Lil' Fang:女性の背中を押していますね。

Anna:でも男性にも聴いてほしい。

Lil' Fang:そうそう。こんな風にならないでねって(笑)。

──「The One」はミディアム調で、詞の世界にキュンとしますね。見慣れた街をあとにして夢を追う姿に。

Mikako:これは私の曲なんです。福岡から上京してきたときにちょうどレコーディングしたんですが、歌詞がそのまま自分にピッタリすぎて逆に怖かった。でも、この曲を聴くと、本当に背中を押されるというか。助けてもらっています。FAKYの曲の中でも一番聴く曲です。辛くなったり、家族に会いたいって思うときには絶対に聴いていますね。これを聴いたら頑張れるんです。

──メロディも綺麗で、風景が見えてきますよね。

Mikako:曲聴いて泣きましたからね。最初は東京に慣れないし、一人でどうしたら良いのかわからない時もあったし。

Lil' Fang:レコーディングのときのディレクションも「Mikakoの気持ちになって」って言われたんですよ。みんなでMikakoの気持ちを想像しました。

Mikako:夢を追いかける人はもちろんですが、色んな人に聴いてほしいです。心がシュンとなっている人にも間違いない曲だと思います。

Anna:うん。違う状況でも共感してもらえると思います。「Better Without You」「Girl Digger」とは違った強さを表現している曲なので。そこはブレずにいたいです。枠組みにとらわれずFAKYっていうジャンルでやっていきたいと思っています。

──目標は?

Anna:ワールドツアーです。

Lil' Fang:行こうね!

取材・文●大橋美貴子



「Better Without You」
1月15日(水)配信開始
※単曲販売の他、以下収録コンテンツでのパッケージ販売あり
※ファッション雑誌『sweet』10月号(宝島社)TVCMソング
01. Better Without You
02. Better Without You - English Ver. (Dave Aude Club Remix)
03. Better Without You - English Ver. (REMO-CON Remix)
04. Better Without You (REMO-CON Remix)
05. Better Without You (Dj Yummy Remix)
06. Better Without You (ASY Remix) ※iTunes限定配信

「Girl Digger」
1月22日(水)配信開始
※単曲販売のみ

「The One」
1月29日(水)配信開始
※単曲販売のみ
※2月1日(土)公開角川映画『バイロケーション』裏主題歌

Debut Mini Album 「タイトル未定」
4月9日リリース
[CD+DVD] RZCD-59537/B ¥2,800 + 税
CD
・ Better Without You
※ファッション雑誌『sweet』10月号(宝島社)TVCMソング
・ Girl Digger
・ The One
※「バイロケーション 裏」主題歌 他
DVD
・ 「Better Without You」Music Video
・ 「Girl Digger」Music Video他

[CD] RZCD-59538 ¥2,000 + 税
・ Better Without You
※ファッション雑誌『sweet』10月号(宝島社)TVCMソング
・ Girl Digger
・ The One
※「バイロケーション 裏」主題歌 他


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