リア・ミシェル、役柄と悲しみを越えて

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TVドラマ『glee』のレイチェル・ベリー役で知られるリア・ミシェルのデビュー・アルバム『ラウダー』が、3月5日(水)にリリースされた。

◆リア・ミシェル画像

『gleeでは抜群の歌唱力と演技力で大ブレイクを果たしたリア・ミシェルだが、ドラマの中のみならず、私生活でも最愛の恋人だったコーリー・モンテース(フィン・ハドソン役)の急逝を乗り越え、ソロ・アーティストとして新しい人生のスタートを切った形だ。

本作『ラウダー』には、本人たっての希望で1stシングル「キャノンボール」と、愛する人を失った悲しみを率直に表現した「イフ・ユー・セイ・ソー」を収録、彼女が力強く前に踏み出す勇気と希望が詰まった作品となっている。ちなみに「イフ・ユー・セイ・ソー」はコーリーが生前にリアに語った最期の一言で、リアはその言葉をタトゥーに刻んでいるという。

超一流のプロデューサー陣による完璧な仕事ぶりや、楽曲のクオリティもさることながら、やはり中心となるのはリアの圧倒的な歌唱力と表現力、さらには等身大の彼女が投影されたリアルな歌詞だ。日本盤にのみ、ケイティ・ペリー作品を手掛けるボニー・マッキーによる「トゥ・ファインド・ユー」がボーナス・トラックとして追加され、全12曲でのリリースとなる。

人生をより「ラウダー」(=声高)で力強く、はっきりとしたものにすることを本作のテーマにしたと語るリアだが、役柄や悲しみを越えて作り上げたこの作品によって、ひとりのアーティストとして新たな共感と感動を呼ぶ存在となることだろう。


デビュー・アルバム『ラウダー』
2014年3月5日(水)発売
SICP4088 2,200円(税抜)※SPECIAL PRICE
※日本盤のみのボーナストラック収録
※歌詞・対訳付
※解説:新谷洋子・村上ひさし
1. キャノンボール
2. オン・マイ・ウェイ
3. バーン・ウィズ・ユー
4. バトルフィールド
5. ユー・アー・マイン
6. サウザンド・ニードルズ
7. ラウダー
8. キュー・ザ・レイン
9. ドント・レット・ゴー
10. エンプティ・ハンデッド
12. トゥ・ファインド・ユー (日本盤のみのボーナストラック)

◆リア・ミシェル・オフィシャルサイト
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