アヲイ、解散を発表

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アヲイが4月17日、オフィシャルサイトにて解散を発表した。

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「皆様に大事なお知らせ」として記されたアヲイからのメッセージは、結成10周年を迎える2014年10月22日をもって全ての活動を終了し、解散する、というものだった。

現在決定している公演は予定通り行われることに加え、8月にベストアルバムのリリース、8月下旬から9月頭にかけて東名阪ラスト公演、9月に最後の主催イベント開催、同じく9月にラストシングルリリース、10月に最後のワンマンツアーを行うことも発表となっている。

ラストライブとなる10月22日の大阪BIG CAT公演まで、アヲイは最後の時をひた走る。以下に、バンドおよび各メンバーからのコメントをお伝えしたい。

   ◆   ◆   ◆

「日頃よりアヲイを応援して下さり誠にありがとうございます。
この度アヲイは、2014年10月22日の結成10周年をもちまして全ての活動を終了し「解散」する運びとなりました。
突然の発表となりましたことを心よりお詫び申し上げます。
現在決定しております公演と、下記スケジュールをもちましてアヲイとしての活動は終えますが、
残す全公演を精一杯アヲイらしく全力でおこないますので、最後までどうか変わらぬご声援を
何卒よろしくお願い致します」──アヲイメンバー・スタッフ一同

<8月8日(金)以降のスケジュール>
●08月ベストアルバムリリース
●アヲイ PRESENTS ファンの集い「雨天決行」東名阪ラスト公演
・8月23日(土) HOLIDAY NEXT NAGOYA
・8月30日(土) OSAKA BRAND NEW
・9月07日(日) 高田馬場CLUB PHASE
●09月ラスト主催イベント
●09月ラストシングルリリース&10月東名阪にてラストワンマンツアー
・10月04日(土) 名古屋ell. FITS ALL
・10月10日(金) 新宿BLAZE
●アヲイラスト公演
・10月22日(水) 大阪BIG CAT

   ◆   ◆   ◆

「突然の発表で驚かせてしまって、そして、良くないお知らせになってしまってごめんなさい。
発表の通り、我々アヲイは今年10月の結成10周年ライブを最後に解散します。
理由は、説明するのは本当に難しいんだけど、今の俺たちがアヲイとして出来ることを
一通りやり切ってしまったという事。今のアヲイは正直、過去9年以上の活動の中で一番面白い。
そして、何も飾らない、本当に自分らしくあれるバンドになれてると思う。
他のどのバンドにも重ねる事が困難な程、唯一無二なアヲイがめっちゃくちゃカッコいい。
だから、逆に今しかないと思った。ただただ長く続けるだけの活動は、アヲイには相応しくないと思ってしまいました。
アヲイらしいままで終わりたい。そんな思いも重なって、この10年という大きな節目で、
100%自分たちの手によって、終わりを迎えさせたいという事になりました。最後のライブまでの半年間、
リリース、ツアー、その他色々と予定しています。それら全てを、アヲイらしく、全力でやり切りたい。
あと半年間であろうとも、最後の最後まで、アヲイが成し得る最上級の姿を追求し続けていきたい。
ファンのみんなからすれば、何て勝手な事を言ってんだと、腹を立てている人もいるだろうし、
悲しんでいる人もいるかもしれない。だけど、アヲイを愛するが故の決断であるという事だけは
理解して欲しい。俺はアヲイが大好きです。自分の人生はアヲイであると言い切れます。
そして、そんなアヲイについて来てくれるファンのみんなが、まるで自分自身のように大事で、
恋人のように愛しいです。だからみんなが悲しむのは俺も悲しいです。
もしも、今は納得できない解散でも、この半年間で、必ずみんなの笑顔を取り戻します。
アヲイを好きになって良かった、アヲイに出会えて良かったと、心の底から思えるように、
全力でやり遂げます。だから、最後までアヲイについて来てください。
いつまでもアヲイがみんなの中で永遠になるように、過去最高の時間と思い出を、一緒に作りましょう。
解散発表をしても、アヲイはアヲイ。まだまだアヲイは終わらない」──オトギ(Vo)

   ◆   ◆   ◆

「驚かせてしまってごめんなさい。

いつか終わりが訪れるなら、格好良いまま、格好つけたまま。
その為には希望的観測を断ち切る勇気も必要でした。
そう決めたからこそ、上を睨んで、前を向いて、最高のアヲイで最高の瞬間を掴みに行きます。

残された時間は多くはないですが、今まで通り、いや、それ以上のアヲイとみんなとで素敵な時間を過ごしていけることを願っています」──慎(G)

   ◆   ◆   ◆

「突然の報告申し訳ない。
わがまま三昧10年アヲイをやってきてたくさん泣いてたくさん笑った。
ほんまにみんながいたからやな。
ありがとう。
間違いなくアヲイは俺の青春で先生で人生でした。
それはみんなの中にもあるんじゃないかな?
後半年しかアヲイとしての時間は残されてないけどカッコ良く最後までRockするからついてきてください。
最後までわがままごめんな。
アヲイを湿っぽく終わらせるつもりはない。
アヲイらしく無茶苦茶で終わります。
覚悟しとけよ!」──翔。(G)

   ◆   ◆   ◆

「『解散』という結果を、皆に報告しなくてはならなくなってしまい、
様々な感情が入り混じって正直なところ、辛く悲しく、何より悔しくもあります。
このバンドから観えた全ての景色、経験、そして『アヲイ』を慕い集まってくれる皆の想いが、
たとえどんな逆境下であろうと、前へ前へと進んでいく事の出来る唯一の原動力でした。
皆にとっての、何より自分にとっての、そんな大切な居場所を守ることさえも出来ない力の無さに、情けなくて、悔しいです。
続けたい気持ちも、続けていくことが出来ない気持ちも、各々が相当の覚悟で、思い悩んだ結果で、現実として出たものだと思います。
今のこの五人のアヲイ以外は考えられない、という自分の気持ちも確かなものなので、この現実を変えることが出来ない以上、
この五人のアヲイ以外に選ぶものも無く、他に選択肢が見つかる事はありませんでした。
今まで散々心配もかけて、我儘放題好きにやらせてもらっておいて、結果この様な報告をしなくてはならない事に対して。
叱咤激励、色々な形でどんな時でも支えてきてくれた、どんな時でも愛してくれたファンの皆に対して。
そして『約束』を守れなかった事に対して。
ごめんなさい。
この先、残された時間は少ないですが、皆から貰ってきた沢山の気持ちへの恩返しとして、未来を僅かでも示して行くことが出来るよう、
今は『アヲイ』を、この先も今まで通りに精一杯やらせて貰えたらと願います、勝手な言い分だとはわかっていますがどうか宜しくお願いします」──サキ(B)

   ◆   ◆   ◆

「解散、それを俺ら5人が決めた事は紛れもない事実。

その決断に何の意味がある?
その答えはまだわからないけど、
今一つだけ言えることがある。

アヲイに生きてアヲイに注いだ掛け替えのない時間が後々自身にとって誇れるのなら、
今応援してくれている一人一人の人生を彩る音楽を奏でられるのなら、
俺は最後のステージを下りるその時まで“らしく”在りたい。

その一心です。

悲しみが無いと言えば嘘になるし、
強がるつもりもない。
でも今こうして解散発表をしてしまった以上、
永遠なんてない限られた時間に真っ直ぐ向き合う気持ちでいます。

その時間を、メンバー、スタッフ、そしてファン一人一人と共に噛み締め合いたい。
そう思います」──Ryo(Dr)


◆アヲイ オフィシャルサイト
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