【ライブレポート】コールドプレイ、圧巻の景色に会場全体が感動に

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2014年6月12日東京ドームシティホールにて、コールドプレイの一夜限りのプレミアム・ライブが開催され、圧巻のパフォーマンスに、割れんばかりの歓声が響き渡った。

◆コールドプレイ画像

2009年のさいたまスーパーアリーナと神戸・ワールド記念ホールで行われた<VIVA LA VIDA TOUR>以来、5年振りの単独来日公演だったが、極端に小さい会場だったためチケットは当然瞬時にソールドアウト。超プレミア・チケットを手にした約3千人のファンが会場を埋め尽くし、数え切れぬほどの輝く星が吊るされたステージに、メンバーが登場した。

ニュー・アルバム『ゴースト・ストーリーズ』のオープニングを飾る「オールウェイズ・イン・マイ・ヘッド」でライブはスタート。フロントマンのクリス・マーティンが日本語で「コンバンワ!」と挨拶をし、「チャーリー・ブラウン」「パラダイス」と人気曲が続く。クリス・マーティンの「Hands up!」の呼びかけで、会場は手拍子に包まれ、新曲と歴代ヒット曲を織り交ぜたセットリストに、熱気溢れる盛り上がりを見せる。「この美しい国にまた来れてとても幸せだよ」とMCでコメントしたとおり、曲が終わるたびに「アリガトウゴザイマス」と日本語で感謝を伝え、歌詞の一部を「トーキョー」に変えて歌うなど、日本へ来るのを心から楽しみにしていたクリス・マーティンの思いが伝わる。

ステージ中央にパーカッションがセッティングされ「Viva La Vida / 美しき生命」がスタートすると、イントロからオーディエンスの大合唱が沸き起こる。クリス・マーティンは軽やかなステップで縦横無尽にステージを動き回りながら、客席の1人1人とアイコンタクトを取り、続いての「ウォーターフォール~一粒の涙は滝のごとく」では、観客から受け取った日本国旗を掲げ、会場を更に熱く盛りたてる。日本国旗をマントのようにまとい、最新アルバムからの先行トラック「ミッドナイト」を歌い上げ、ベースのガイ・ペリーマンと共に奏でるレーザーハープを用いた圧巻の演出で本編が幕を閉じた。

鳴り止まぬ歓声の中、アンコールで再登場したクリス・マーティンは、あらためて日本の素晴らしいオーディエンスに感謝の言葉を述べ、アヴィーチーがプロデュースを手掛けた最新シングル「ア・スカイ・フル・オブ・スターズ」でクライマックスへ。曲名にちなんだ星形の紙吹雪が視界一面に舞い、圧巻の景色に会場全体が感動に包まれた。そして、最後の曲はみんなが待ち望んだ「フィックス・ユー」。ラストはメンバー全員で肩を組み、客席へ何度も何度も深々とお辞儀をし、大熱狂のライブが終了した。

写真:HIROSHI NIREI

<6月12日 東京ドームシティホール>
1.ALWAYS IN MY HEAD
2.CHARLIE BROWN
3.PADADISE
4.MAGIC
5.CLOCKS
6.GOD PUT A SMILE UPON YOUR FACE
7.GREEN EYES
8.INK
9.TRUE LOVE
10.VIVA RA VIDA
11.EVERY TEARDROP IS A WATERFALL
12.MIDNIGHT
EC1.OCEANS
EC2.A SKY FULL OF STARS
EC3.FIX YOU

『GHOST STORIES (ゴースト・ストーリーズ)』
2014年5月21日リリース
WPCR-15722 \2,654(税込)
1. Always In My Head
2. Magic
3. Ink
4. True Love
5. Midnight
6. Another's Arms
7. Oceans
8. A Sky Full Of Stars
9. O
https://itunes.apple.com/jp/album/id829909653



◆コールドプレイ・オフィシャルサイト
◆コールドプレイ・オフィシャルサイト(海外)
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