【倉木麻衣×BARKS連載対談】第四回(2003年~2004年)「初めてやらせていただくことが多い年だったので、すべてが体当たり」

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■相手が、やんなっちゃうよというぐらいの勢いで(笑)
■それぐらい自分でいろいろ考えて、ひとつひとつ編み出したりしてました

烏丸:ラジオも、聴いてくれる方とのやりとりが発生しますよね。

倉木:ラジオ番組(「Mai K Baby I Like」)は京都のα-stationでやらせていただいたので、京都にまつわる話が多かったですね。“好きなスポットはどこですか?”とか、“京都のお勧めの場所を教えてください”とか。

烏丸:それを聞いて、ばったり会えたらいいなという下心ですね(笑)。

倉木:そういうお話や、制作中のエピソードや、自分がやっている活動の話が多かったです。

烏丸:前回までのお話と比べると、この時期はライブのオーディエンスや、ファンの方との交流が具体的な形で見え始めていますね。その交流が濃くなってきた時期のような気がします。

倉木:そうですね。キャッチボールをしながら、いろんな人と出会っていく中で、どんどん刺激を受けて、無我夢中で制作してライブをして、テレビやラジオでお話して、音楽漬けの1年だったなと思います。

▲『Mai Kuraki OFFICIAL BLOG』(2004.04.13)
烏丸:2004年には、ブログも始められてますよね。

西室:ミュージシャンのブログとしては、とても早かったと思います。ほかにやってる方はいなかったので。

倉木:ブログを開設することによって、より情報交換ができるし、近況もお知らせできるので、始めたんですけど。最初はどんなふうに書いてましたっけ?

西室:めっちゃ硬かったと思います(笑)。当時のブログって、今みたいに“どこそこに行って来ました”とか、軽い感じではなかったんですよ。“はじめまして、よろしくお願いします”みたいな、わりと硬い感じだったと思います。

倉木:(パソコンで当時の文章を見て)ほんとだ、硬い(笑)。“私も心待ちにしていたコンサートツアーがスタートします”みたいな。こんなこと、書いてましたね。今のブログって、短くてもいいじゃないですか。でも当時はすごい長い文章で書いてましたね。

烏丸:そうやっていろんな情報を発信しながら、受け取りながら、活動していく中で、うまく回っていったんだなと思うんですけど。ひとつボタンを掛け違うと、求められているものと、自分ができることのギャップに苦しんだりとか、どっちが正義なんだ?と思ったりとか、そういう悩みが人間は生まれてくるじゃないですか。そういう罠に陥りやすい時期な気もするんですけどね。

倉木:それは、この時期には感じていなかったです。むしろこの頃は、ある意味反抗期みたいな時期だったと言いますか。

烏丸:反抗期?

▲<Rits倉木麻衣メモリアルライブ2004>(2004.10. 2)
▲<Rits倉木麻衣メモリアルライブ2004>(2004.10. 2)
倉木:もっといろんな自分を見せられるんじゃないか?とか、探っていた時期でもありました。ライブのパフォーマンスでも、普段はかぶらない帽子をかぶったり、髪の毛に初めてパーマをかけてみたり。ファッションもそうだし、楽曲に関しても、ロックな曲に挑戦したり、もっと違った一面を見せたいというところでの葛藤はありましたね。

烏丸:それは自分の可能性を模索していたということですか。

倉木:そうですね。もっとみんなと楽しめるライブにするのにはどうしたらいいか?とか、そのへんを意欲的に探りながらやっていた時期でもあったので。みんなの中で、倉木麻衣といえば髪を上で縛ったMai-Kヘアというものが定着しているんだけども、髪の毛をおろして違った雰囲気を見せてみたり。賛否両論ありましけど、いろんな意見を聞くことも大事だと思ってました。

烏丸:すごくポジティブですよね。固定されてきたイメージを打ち破っていこうとか、自分にはなかった見た目や音楽性を探っていこうとか。それは前向きな話であって、全然反抗ではないですよね。

倉木:ふふふ(笑)。

烏丸:ネガティブな要素がないじゃないですか。もうやんなっちゃうよ!って、暴れる要素がないですよね。

倉木:そうですね。やんなっちゃうよ、というのはなかったです。逆に、相手がやんなっちゃうよというぐらいの勢いで(笑)。それぐらい自分でいろいろ考えて、ひとつひとつ編み出したりしてましたね。ファンクラブの会報があって、小冊子なんですけど、1ページ1ページ自分で作ってみたりとか。ジャケットに関しても、“こういうものにしたい”というアイディアを何パターンか出して作ったり。

烏丸:写真を見ると、倉木麻衣さんって、きゃしゃで、透明感があって…とか、色んなイメージで人は受け取ると思うんですけど、ずいぶんとパワフルな方ですね。

西室:そうですね、意外と。

倉木:そうですか?

烏丸:だって、いろんなことをやってきてるでしょう。

西室:見た目ほど、か弱くないというか。
倉木:それはいい意味でとらえていいんでしょうか(笑)。

文◎宮本英夫

  ◆  ◆  ◆

次回の連載対談は、倉木麻衣の2005年~2006年をお届けします。


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1.無敵なハート 作詞:倉木麻衣 作曲:平賀貴大 & 望月由絵
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1.無敵なハート 作詞:倉木麻衣 作曲:平賀貴大 & 望月由絵
2.STAND BY YOU 作詞:倉木麻衣 作曲/編曲:徳永暁人
3.STAND BY YOU ~Instrumental~
4.無敵なハート ~Instrumental~
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1.無敵なハート
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6月21日(土) 愛知・Zepp Nagoya
開場 / 開演 17:30 / 18:30
[問]キョードー東海 052-972-7466
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開場 / 開演 17:30 / 18:30
[問]サウンドクリエーター 06-6357-4400
6月29日(日) 東京・新木場STUDIO COAST
開場 / 開演 17:00 / 18:00
[問]H.I.P. 03-3475-9999
7月5日(土) 香川・高松オリーブホール
開場 / 開演 17:30 / 18:30
[問]DUKE高松 087-822-2520
7月13日(日) 福岡・DRUM LOGOS
開場 / 開演 17:00 / 18:00
[問]キョードー西日本 092-714-0159
7月21日(祝・月) 広島・BLUE LIVE 広島
開場 / 開演 17:00 / 18:00
[問]キャンディープロモーション 082-249-8334
7月26日(土) 札幌・ペニーレーン24
開場 / 開演 17:30 / 18:30
[問]ミュージックファン 011-208-7000
8月01日(金) 東京・品川ステラボール
開場 / 開演 18:00 / 19:00
[問]H.I.P. 03-3475-9999
8月10日(日) 福島・郡山Hip Shot Japan
開場 / 開演 17:00 / 18:00
[問]キョードー東北 022-217-7788
チケット料金:スタンディング 6,500円(税込 / 1ドリンク別)

■<15th Anniversary Mai Kuraki Live Project 2014 BEST “一期一会” ~無敵なハート~>
09月06日(土) 三郷市文化会館(埼玉)
09月13日(土) 磐田市民文化会館(静岡)
09月20日(土) 久喜総合文化会館 大ホール(埼玉)
09月23日(祝・火) 桐生市市民文化会館 シルクホール(群馬)
09月28日(日) 東京エレクトロンホール宮城(宮城)
10月04日(土) 福岡国際会議場 メインホール(福岡)
10月10日(金) 愛知県芸術劇場 大ホール(愛知)
10月13日(祝・月) 札幌市教育文化会館 大ホール(北海道)
10月18日(土) 西条市総合文化会館 大ホール(愛媛)
10月19日(日) サンポートホール高松 大ホール(香川)
10月26日(日) 武蔵村山市民会館(さくらホール) 大ホール(東京)  
11月01日(土) 大津市民会館 大ホール(滋賀)
11月09日(日) 大阪国際会議場(グランキューブ大阪) メインホール(大阪)

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◆倉木麻衣 オフィシャルサイト
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